網戸を水平に置けるくらいの作業スペースが必要になります。
必要なのは、網と、網を固定するためのビート。
ビートは、もともと使われていたものを軽く雑巾等で拭いて再利用してもOK。ただし、劣化して亀裂が入っているような場合は、交換しましょう。
ビート(はめ込み用のゴム)は1mあたり3~40円と、さほど高いものではありません。太さのバリエーションがたくさんあるので、あらかじめ網戸のビートをはめ込む枠の幅を測っておきましょう。
網は、ホームセンターでもロール形状で量り売りされていると思います。
網には、スーパーマジックネットという「中からは外がよく見えるけど、外から中が見えにくい」という網もあります。外側がシルバー、内側が黒になっているんですね。
網戸用 張替防虫ネット スーパーマジックネット #24 91cmx2m 銀/黒 網戸張替用防虫ネット アミド用防虫網 銀黒目かくし 日中のプライバシー保護 室内からはスッキリ【代引き対象】
最低限、以下の道具が必要になります。ホームセンターで入手できます。
ローラーの形状はこんなやつ。網をワクに押し込んで固定するためのビートを、押し込むための器具です。
カッターは、はめた網をカットするためのもの。
ブラシは、網戸の上下に溜まった土ぼこりを掃除するためのもの。奥まで届くように、毛が長いほうがいいんですね。なければ、割り箸にキッチンペーパー巻いたようなもので代用してもいいかも。
千枚通しは、ビートの端っこを引っ張り出すためのもの。ある程度先が尖ってて細ければいいので、マイナスドライバーなどで代用してもOK。
張り替え手順の解説動画は、こちらが一番わかりやすかったです。
大きめの窓用の網戸の網外し~新しい網をつけるところまで解説。
網がゆだんだり、よれたりして失敗しないためのコツも交えて手順を解説しています。
こちらは、ホームセンターでビートや網を買うところから解説。
ビートも網も、サイズがいくつもあるので選び方が参考になります。
なお、ビート選びは、もともと網戸についていたものの端っこを少しだけ切って、ホームセンターに持っていけば間違いないでしょう。
まずは、網を網戸から外します。網は、ビートと呼ばれる押し込みゴムのようなもので固定されています。
ビートは、一本のゴム紐のようなものなので、端を探して、千枚通しでほじくりだします。切断したりしてはダメ。
端をほじくり出したら、手で引っ張り出せます。ビートは、接着剤などでくっついているわけではなく、ただ押し込められているだけなんですね。ただ、長い年月が経つと癒着して、なかなか剥がれないかも。
ビートを外すと、網が外れます。
ビートにひび割れなどがなければ、雑巾で軽く拭いて再利用してもOK。
網が歪まないように、サンと平行になるように置いて、ビートをはめ込んで行きます。はめ込みにはローラーを使います。
新品のビートを使う場合は、はめ込みが終わってから、2,3ミリ短めに切断してはめ込みましょう。
最後に網をビートに沿って網を切っていきます。
網戸の張替えは、そこまで大変な作業ではないのですが、キレイに張るにはある程度の慣れが必要です。
材料費はそれほどかからないので、何度か練習しても良いのですが、時間がないというあなたは業者に頼むのが良いでしょう。
窓やガラスの修理業者が網戸張替えをおこなっていることもありますし、網戸張替えの専門業者もいます。
どこに頼んでよいか迷ったら、網戸張替えに対応している地元の業者をおすすめしてくれるサービスを利用してもいいでしょう。
以下のサービスは、初回費用が激安なので、試しに使ってみてもいいかも。
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作業費用と出張費がかかります。
作業費用には、交換する網や抑えゴム(ビート)の価格も含まれて、網戸一つあたり3,000円~5,000円程度。
網戸のサイズによって、価格は変動します。
出張費用は、5,000円くらい見ておいたほうがいいかも。
トータルで、網戸一枚あたり8,000円~10,000円と考えると、まあまあお高いかもしれないですね。
古い網戸の引取料金や、作業中の車の駐車料金が発生するケースもあります。