外壁塗装工事の見積もりを取っても、価格が妥当なのかどうかわからない…
となると、相場はいくらくらいなの?と知りたくなりますよね。
30坪~40坪の2階建て住宅で、
外壁塗装のみ 80万円~120万円 (シリコン塗料)
が一般的な相場価格。
(どうしよう!我が家の塗替え 若林 均著より)
塗料の種類、塗る面積、塗る回数などで変わってきます。
フッ素塗料や、無機ハイブリッド塗料は、耐久性が高くシリコンよりも長い年月保つとされていますが、その分値段が高いです。
外壁塗装の価格が決まる要素って何でしょうか?
一般的には、以下の要素で工事費用が決まります。
シリコン、フッ素、無機ハイブリッド塗料など。
最近の調査によると、もっとも良く使われているのがシリコン塗料。(全体の3~4割)
シリコン塗料にもいろいろあって、値段が変わってきます。
(しかも、説明を聞いても、素人には違いがピンとこない!)
面積が多いほど作業量が増え、使う塗料も増えます。
家の坪数は同じでも、塗る面積が違うことがあるので注意が必要です。
2回塗りと3回塗りで、作業量と使う塗料の量が変わってきます。
業者によっては4回塗り、5回塗りを提案してくることがあります。
ちなみに、塗料ごとに「何回塗りがベスト」かはメーカーで規定されています。
日本ペイントのパーフェクトトップというシリコン塗料の場合)
下塗り塗料で1回、上塗り塗料(パーフェクトトップ)で2回。
計3回塗りが標準塗装仕様として決められています。
メーカーが決めた回数以上塗ると、耐久度が逆に落ちることもあります。4回、5回を提案されたら、必ず理由を聞きましょう。
外壁に、サイディング材と呼ばれる板を張る工事をするかどうか。サイディング材そのものの費用と、施工費用がかかります。
サイディング材自体にも種類があります。
種類、サイディング材の厚さで価格が変わってきます。
古い壁の上にサイディングを重ね張りする場合と、古い壁を撤去する張替え作業。
張替えの場合は、古い壁の撤去費用がかかります。
これらは、工事内容によって大きく変わらない費用と見てよいでしょう。
相場をいくら詳しく調べても、
「相場が○○万円だから、もっと安くしてくれ」
という話は、なかなか通用しません。
自学の外壁塗装の相場を調べるには、実際に他社から見積もりを取る必要があります。
相見積もり(あいみつもり)という方法ですね。
この場合、工事内容を自由に提案してもらうと比較ができなくなるので、
「塗料はコレ、塗り回数はコレ、サイディング材はコレで見積もりお願います!」
と、価格が変わってくる部分を指定して見積もりを取りましょう。
複数の業者に電話で条件を伝わると、ほぼ確実に間違って伝わる部分が出てきます。そんな場合は、一括見積が便利。
ネットから条件を指定すると、複数業者から簡単に見積が取れるんです。
こちらに、一括見積の利用のコツをまとめましたのでご参考になさってください。