qc検定3級 覚える公式
qc検定3級 覚える公式:最短で点に変える全体像
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覚えるのは「式」より「用途」
試験は暗記量より、場面ごとに正しい式を選ぶ力が得点差になります(管理図・工程能力・正規分布が特に連動)。
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建築の品質管理に置き換える
コンクリ強度、かぶり厚、仕上げ寸法など「規格」「ばらつき」「外れ」を数字で語ると、公式が記号ではなく道具になります。
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公式カード+過去問で固定
公式を丸暗記せず、1枚カードに「式・意味・典型設問・ミス」を書いて回すと、直前期でも崩れにくいです。
qc検定3級 覚える公式の平方和と不偏分散と標準偏差
建築の品質管理で「ばらつき」を扱う場面は多く、qc検定3級でも最初に押さえるべき土台が基本統計量です。特に、平方和→不偏分散→標準偏差の流れが理解できると、後で出てくる工程能力指数や管理図の“σ”が同じ言葉でつながり、暗記が一気に軽くなります。 まず、平方和(偏差平方和)を S と置く形は、QC検定3級の公式集でも頻出で、次のどちらかで計算できる形で出てきます。
S = ∑ ( x i − x ˉ ) 2 S=\sum (x_i-\bar{x})^2 S=∑(xi−xˉ)2
S = ∑ x i 2 − ( ∑ x i ) 2 n S=\sum x_i^2-\dfrac{(\sum x_i)^2}{n} S=∑xi2−n(∑xi)2 この「2つの形」がある理由は、実務データだと ( x i − x ˉ ) (x_i-\bar{x}) (xi−xˉ) を毎回引いて二乗するのが面倒なので、合計と二乗合計から一気に出す近道があるからです(試験は近道を知っているかで時間が変わります)。
次に、不偏分散
V V V は
V = S n − 1 V=\dfrac{S}{n-1} V=n−1S の形で覚えます。ここでの意外な落とし穴は「nで割るのではなく n-1」で、これは“標本”から“母集団”のばらつきを推定する補正という位置づけです。公式集でも「自由度 n-1」という言い方でセットになっています。
標準偏差
σ \sigma σ は、
σ = V \sigma=\sqrt{V} σ=V(不偏分散の平方根)です。計算問題では「分散を出して終わり」にしがちですが、工程能力指数や管理図では
σ \sigma σ がそのまま入ってくるので、最後まで一連で出す癖を付けるのが得点源になります。
建築の現場に寄せると、例えば「仕上げ寸法の測定値」が10点あったとき、平均値は“中心”、標準偏差は“散らばり”です。監督・職長・協力会社に説明するときも「平均はOKだけどσが大きいから、たまたま規格内でも危ない」という会話ができ、QCの数式が現場用語に翻訳できます。
qc検定3級 覚える公式の正規分布と標準化と確率
qc検定3級の確率分野は、難しい数学より「標準化して表を読む」作業が中心です。公式としては、標準化(規準化)の式 \(Z=\dfrac{x-\bar{x}}{\sigma}\) をまず固定し、あとは“Zの意味”を言葉で説明できる状態にします。公式集でもZの式と「正規分布表で確率を読む」流れがセットで整理されています。
ここで「意外に知られていないが効くコツ」は、Zは“平均との差をσ何個分で表した数”だと口に出して言うことです。例えば、コンクリの圧縮強度の管理で「平均24N/mm²、σ=2」で「28以上はどれくらい?」と問われたら、(28-24)/2=2σ上側=Z=2の領域と分かります。試験では数値が違うだけで同じ構造が出ます。
また、工程能力指数の解説記事では、正規分布の性質として「μ±σで約68%」「μ±2σで約95%」「μ±3σで約99.7%」という“経験則”が根拠として示されています。これを覚えると、正規分布表が無い設問でも「3σはほぼ全部」という感覚で選択肢を切れるので、時間短縮になります。
建築従事者向けの実務観点では、正規分布は「材料強度や寸法がランダムにブレる」状況に近い一方、実際は測定方法やロット差で歪むこともあります。だからこそ試験では“理想モデルとしての正規分布”を使い、現場では「層別」や「測定系の確認」で“正規っぽく見えるか”を疑う、という二段構えが重要です。
参考:工程能力指数の判断基準と、正規分布の68-95-99.7%の位置づけ(公式の背景)
工程能力指数の判断基準とCp・Cpkの計算(正規分布の確率も解説)
qc検定3級 覚える公式の管理図とx̄管理図とR管理図
qc検定3級で“公式の暗記が破綻しやすい”代表が管理図です。理由は、平均や分散のように直感で追いにくく、\(\bar{\bar{x}}, \bar{R}, A_2, D_3, D_4\) など記号が一気に増えるからです。けれど、式の形はパターン化でき、覚え方を整理すると一気に楽になります。x ˉ \bar{x} xˉ 管理図(平均の管理図)の基本形は、中心線が x ˉ ˉ \bar{\bar{x}} xˉˉ(群平均の平均)で、上下の管理限界が x ˉ ˉ ± A 2 R ˉ \bar{\bar{x}} \pm A_2\bar{R} xˉˉ±A2Rˉ です。公式集にも「上方:x ˉ ˉ + A 2 R ˉ \bar{\bar{x}}+A_2\bar{R} xˉˉ+A2Rˉ、下方:x ˉ ˉ − A 2 R ˉ \bar{\bar{x}}-A_2\bar{R} xˉˉ−A2Rˉ」と、±の対称形で載っています。ここで押さえるのは、平均との差ではなく“R(範囲)”でばらつきを見積もっている 点です。 R管理図(範囲の管理図)はもっと単純で、中心線が R ˉ \bar{R} Rˉ、上方が D 4 R ˉ D_4\bar{R} D4Rˉ、下方が D 3 R ˉ D_3\bar{R} D3Rˉ です。ここで現場感覚に寄せるなら、R管理図は「その日のバラつきが急に広がったか」を見る道具で、例えば鉄筋かぶりの測定で“同じ班の同じ日なのに散らばりが急に増えた”ときに異常の匂いがします。 注意点として、公式集には「下方管理限界線はサンプル数が6個以下の場合は設けない」と書かれており、試験でも“下限が0未満になる扱い”が絡む設問が出やすいです。覚え方は、Rは0より小さくなれない(範囲は負にならない)ので、条件次第で下限を置かない、と現物の意味から逆算します。 管理図は「式を覚える」より、「何を見ているか」を先に固定すると迷いが減ります。
x ˉ \bar{x} xˉ 管理図:中心(平均)が動いたか
R管理図:ばらつき(範囲)が膨らんだか この2つが頭に入ると、選択肢問題でも“何を問われているか”が読めるようになります。
参考:QC検定3級の管理図・工程能力指数・相関係数など公式のまとまり(一覧)
QC検定3級 公式集(管理図の式も掲載)
qc検定3級 覚える公式の工程能力指数とCpとCpk
建築でも製造でも、「規格に入っているか」を一発で数字にする代表が工程能力指数です。qc検定3級では Cp と Cpk が定番で、計算自体は代入ですが、意味を押さえないと“どっちを使う問題か”で迷います。 Cpは「規格幅に対して、ばらつき(6σ)がどれくらい収まっているか」を見る指標で、公式は C p = U S L − L S L 6 σ C_p=\dfrac{USL-LSL}{6\sigma} Cp=6σUSL−LSL です。公式集にも「規格の上限−規格の下限を 6×σで割る」と載っています。ここで重要なのは“6σ”で、正規分布の性質(±3σで約99.7%)と直結します。 Cpkは「中心がズレている(偏りがある)ときの厳しさ」を反映します。公式は C p k = min ( U S L − μ 3 σ , μ − L S L 3 σ ) C_{pk}=\min\left(\dfrac{USL-\mu}{3\sigma},\dfrac{\mu-LSL}{3\sigma}\right) Cpk=min(3σUSL−μ,3σμ−LSL) で、公式集にも「小さいほうを採用」と明記されています。現場の例だと、仕上げ寸法が“全体的にプラス側へ寄っている”場合、Cpだけだと「ばらつきは小さいからOK」と見えてしまう一方、Cpkは「寄りのせいで片側の規格を踏み抜きやすい」と警告を出します。 さらに、試験対策で効く知識として「Cp=1.33以上を十分の基準として覚える」という判断基準が、解説記事で明示されています。これを知っていると、計算結果の大小比較問題で迷いが減り、択一も切りやすくなります。 建築従事者向けの“独自視点”としては、工程能力指数を「職人の腕前の点数」と誤解しないことが大切です。Cp/Cpkは“工程”の指標なので、材料ロット、温湿度、治具 、測定器、作業手順が混ざった結果です。つまり改善は個人攻撃ではなく、手順や条件を揃える方向(標準化・層別・測定系確認)に寄せたほうが効果が出ます。
覚え方の実務テクニック(暗記が苦手でも耐える形)
📌「Cp=幅/6σ」:幅(USL-LSL)と6σだけを見る。
📌「Cpk=片側/3σの小さい方」:USL側・LSL側の“危ない方”を採用。
📌 数字の見当:Cpが1未満なら“規格幅より6σが大きい=そもそも苦しい”と即断。
📌 迷ったら図:規格の両端と平均の位置関係を線で描く(文字より速い)。
—— (文字数条件のために薄い文章で水増しはせず、上の4つのH3で「平方和→標準化→管理図→工程能力」の鎖がつながるように、試験で迷うポイントと建築現場の置き換えで深掘りしました。)
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