外壁にタープを張る方法と固定のコツ完全ガイド

外壁にタープを張る方法と固定のコツ完全ガイド

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外壁とタープの取り付け方法

外壁タープ設置の3つのポイント
🏠
設置場所の選定

日当たりと風向きを考慮した最適な位置決め

🔧
固定方法の選択

外壁素材に合わせた適切な固定具の使用

防水対策

漏水を防ぐための確実な施工方法

外壁タープの設置位置と日照条件の確認方法

まずは、タープを設置する場所の選定から始めましょう。日当たりの良い場所を選ぶことで、より効果的な日よけ効果が期待できます。設置位置を決める際は、以下のポイントをチェックしましょう:

  • 太陽の動きと日陰の位置関係
  • 周辺の建物や樹木との距離
  • 風の通り道
  • 雨水の流れ

 

特に、設置する高さは2.5m前後が使い勝手が良く、視線も気にならない高さとなっています。

外壁への金具取り付けと防水処理の手順

外壁への金具取り付けは、最も重要な工程です。アイプレートなどの固定金具を使用する場合は、以下の手順で進めていきます:

  1. 下地材の位置を確認(通気層の位置を把握)
  2. 適切な長さのステンレスビス(40-45mm)を選択
  3. 下穴を開ける
  4. 屋外用シーリング材を充填
  5. 金具を固定

 

防水処理のポイントは、シーリング材を多めに使用し、ビスの周りからはみ出るくらいまで充填することです。

タープの種類別固定方法と張り方のコツ

タープの種類によって、最適な固定方法が異なります。主な種類は以下の通りです:

 

自立式タープ

  • 支柱が独立して立つ構造
  • 設置が簡単
  • 初心者向け

 

非自立式タープ

  • ロープやペグで固定
  • 安定性が高い
  • 広範囲をカバー可能

 

固定具の選び方では、ステンレス製のものを選ぶことで錆びにくく、長期使用に耐えられます。

強風対策と季節別メンテナンス方法

強風時の対策は特に重要です。風速と荷重の関係を理解しておきましょう:

  • 風速5m/s:約15kg(タープ8㎡の場合)
  • 風速10m/s:約48kg
  • 風速20m/s:約192kg

 

季節別のメンテナンスポイント:

 

春:結露対策と金具の緩みチェック
夏:日よけ効果の確認と清掃
秋:台風対策と固定具の点検
冬:積雪対策と防水チェック

外壁タープのDIYと業者依頼の費用比較

DIYの場合の概算費用:

  • タープ本体:4,000円前後
  • 固定金具セット:2,000円前後
  • 工具類:3,000円前後
    合計:約9,000円

 

業者依頼の場合:

  • 施工費:20,000円〜30,000円
  • 材料費:別途
    合計:30,000円〜50,000円

 

なお、外壁への穴あけは漏水リスクを伴うため、自信がない場合は専門業者への依頼をおすすめします。