外壁塗装と水性の油性の違い/メリット、デメリットを比較

外壁塗装と水性の油性の違い/メリット、デメリットを比較

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外壁塗装と水性の油性違い/外壁塗装

外壁塗装と水性の油性違い

外壁塗装の塗料の水性の油性の違い

特徴 水性塗料 油性塗料
環境への影響 なし(VOC排出なし) 廃棄物処理時に環境への影響が懸念される
臭い ほとんどない 強い臭いがある
安全性 火災のリスクが低く安全 引火性のリスクがあり、取り扱いに注意
塗膜の厚さ 薄い 厚い
乾燥時間 短い 長い
汚れへの耐性 つきにくく、落としやすい つきやすく、落ちにくい
UV耐久性 高い やや低く、色褪せや劣化が進む
環境負荷 少なく、エコフレンドリー VOC排出があるため注意が必要
使用場所 室内でも安全に使用できる 室内での使用に注意が必要
塗膜の柔軟性 高く、割れや剥がれにくい 硬く、割れや剥がれが生じることがある
耐久性 低い 高い

 

外壁塗装においては、耐久性を重視する場合は油性塗料を選ぶのが一般的です。

 

しかし、最近の技術開発により、水性塗料の耐久性も大幅に向上しており、油性塗料とほぼ同等の耐久性を持つものも存在します。

 

ただし、耐久性を高めた水性塗料は値段がお高い…。結局、安くて耐久性重視なら油性塗料という結論になりますね。

 

水性塗料が使われるケース メリットは?

水性が使われるケース
水性塗料は、希釈剤として水を使うことから水性と呼ばれています。

 

外壁塗装での水性塗料のメリットは以下の通りです:

 

  • 環境にやさしい
  • 安全性が高い
  • 汚れに強い
  • UV耐久性が高い
  • 環境負荷が少ない

 

環境にやさしい
水性塗料は揮発性有機化合物(VOC)の排出がないため、塗装作業中や仕上がり後の臭いが少ないという利点があります。また、水で希釈するため火災のリスクが低く、安全性が高いとされています。

 

安全性が高い
水性塗料は塗装面の乾燥時間が短く、作業効率が上がるという特徴があります。また、水性塗料は水で希釈するため、火災のリスクが低く安全性が高いです。

 

汚れに強い
水性塗料は一般的に汚れがつきにくく、汚れが付いても落としやすい特徴があります。

 

UV耐久性が高い
水性塗料は紫外線に対して優れた耐久性を持ち、長期間の色褪せや劣化を防ぐことができます。

 

環境負荷が少ない
水性塗料は一般的に環境への負荷が少なく、エコフレンドリーな選択肢とされています。

 

ただし、水性塗料は塗膜が薄いため、耐久性が油性塗料と比較してやや低い場合があります。

 

油性塗料が使われるケース メリットは?

油性が使われるケース
外壁塗装での油性塗料のメリットは以下の通りです

 

  • 耐久性が高い
  • 艶やかな仕上がり
  • 防水性が優れている
  • 汚れに強い
  • UV耐久性が高い

 

耐久性が高い
油性塗料は一般的に耐久性が高く、長期間にわたって外部の要素から壁を保護することができます。

 

艶やかな仕上がり
油性塗料は塗膜が厚く、より艶やかな仕上がりを実現することができます。

 

防水性が優れている
油性塗料は水に対して強い防水性を持ち、壁を水から守ることができます。

 

汚れに強い
油性塗料は一般的に汚れに対して耐性があり、汚れが付きにくく、また付いても落としやすい特徴があります。

 

UV耐久性が高い
油性塗料は紫外線に対して優れた耐久性を持ち、色褪せや劣化を防ぐことができます。

 

ただし、油性塗料は使用時に強い臭いがあり、有機溶剤を使用するため取り扱いに注意が必要です。また、油性塗料を使用する場合は、廃棄物処理時に環境への影響が懸念されるため、適切な処理が必要です。