柱状図書き方大学レポートデータ分析

柱状図書き方大学レポートデータ分析

記事内に広告を含む場合があります。

柱状図書き方大学

この記事の概要
📌
柱状図と棒グラフの違い

大学レポートで混同しやすい「柱状図(ヒストグラム)」と「棒グラフ」を目的とデータ型で整理します。

🧪
書き方の手順と体裁

ゼロ基線、階級幅、軸ラベル、間隔など、採点で落としやすい体裁ルールを具体化します。

🏗️
建築・地盤の独自視点

強度・寸法・ばらつきの扱いなど、建築従事者が「考察」に直結させる読み方を提示します。

柱状図の定義と棒グラフの違い

大学の課題で「柱状図」と書かれていたら、まず“棒グラフ”ではなく“ヒストグラム(度数分布)”の意味で使われていないか確認するのが安全です。大阪府の解説では、柱状グラフは「ヒストグラム」とも呼ばれ、棒グラフと違って棒同士がくっついている、と説明されています。
この「くっつく/間隔がある」は見た目の話に見えますが、根はデータの型の違いです。和歌山県の説明でも、棒グラフの横軸は独立した項目、ヒストグラムの横軸は等間隔の連続する階級であり、だからヒストグラムは柱の間隔を空けない、という整理になっています。
建築分野の例に置き換えると、部材種別(梁・柱・ブレース)ごとの本数は「独立項目」なので棒グラフ寄りです。一方、コンクリート圧縮強度や鉄筋径の実測値の分布、床たわみ量の測定値など「連続量のばらつき」を見たい場合は、階級に区切って頻度を見る柱状図(ヒストグラム)が適します。

柱状図の書き方:階級・度数・横軸

柱状図の書き方の核心は「生データを階級(区間)に分け、各階級の度数(件数)を数えて、柱で表す」ことです。大阪府の解説でも、柱状グラフ(ヒストグラム)は記録や点数などのばらつきを階級ごとにまとめ、傾向や平均を見るのに使う、とされています。
大学レポートで減点されやすいのは、階級の切り方が恣意的で、比較したい傾向が潰れてしまうケースです。階級幅が粗すぎると分布の特徴(偏り・裾の長さ・二峰性)が消え、細かすぎると柱が多すぎてノイズだらけになります。ここは「何を読みたいか(安全側の評価か、標準的傾向か、外れ値の検知か)」を先に言語化し、階級幅をその目的に合わせるのが大学課題では強いです。
また、横軸は“項目名の羅列”ではなく、“連続量を区切った階級”であることが伝わる表記にします(例:20–25、25–30…のような区間表示)。この表記が曖昧だと、閲覧者は棒グラフと誤解し、考察の説得力が落ちます。

柱状図の書き方:ゼロ基線・間隔・見やすさ

柱状図(ヒストグラム)は「棒がくっつく」のが原則なので、ソフトで作った場合も“要素の間隔”が空いていないか確認します。ヒストグラムでは柱の間隔を空けないのが一般的だと、和歌山県が明確に述べています。
次に重要なのが縦軸の基準です。棒グラフの注意点として和歌山県は「必ずゼロ基線を引きましょう」と示しており、柱状図でも“ゼロからの度数”を扱う以上、基線が曖昧な図は読み手に誤差感を与えます。
さらに、色や凡例は“情報を増やすため”に使います。和歌山県は複数種類の棒があるときは種類によって色を変える、としていますが、大学レポートでは「色分け=正義」ではなく「比較したい変数が増えるときだけ色を増やす」と考える方が事故が少ないです(色が増えるほど、図の目的がぼやけ、本文の説明コストが上がるためです)。

大学レポート向け:Excelの作り方と提出品質

大学の課題で最も現実的なのはExcelで柱状図(ヒストグラム)を作り、図を貼り込んで考察を書く流れです。Excelでヒストグラムを作る手順の一例として、度数分布表を用意し、挿入からヒストグラムを作成し、軸の設定で区間を調整する手順が解説されています。
ただし、Excelで自動生成した図は“提出品質”として微妙な設定が混ざりがちです。たとえば、区間が意図しない幅になっていたり、軸ラベルが不足して「何の分布か分からない」図になったりしますが、これは作図の問題というより「レポートとしての図の要件(再現性・説明可能性)」を満たしていないことが原因です。
提出前チェックは、最低でも次を満たすと安定します。

  • 図番号・図タイトル(例:図2 コンクリート圧縮強度の柱状図)を付ける(本文参照のため)。
  • 横軸=階級(単位付き)、縦軸=度数(件)または相対度数(%)を明記する。
  • 柱の間隔が空いていない(棒グラフ化していない)ことを確認する。
  • 本文で「分布の特徴」を言語化する(平均の大小だけで終わらせない)。

柱状図の独自視点:建築・地盤の「柱状図」と混同事故

建築・土木に関わる現場では「柱状図」という言葉が、統計のヒストグラムではなく、地層やボーリングの柱状図(地質柱状図)を指す文脈が普通にあります。全国地質調査業協会連合会の公開ページでも「ボーリング柱状図」という用語が前提として使われています。
大学課題の「柱状図」が統計(ヒストグラム)なのか、地盤(ボーリング柱状図)なのかを取り違えると、図の形以前に“課題の要求を外す”ので最初に定義を書き分けるのが強いです。たとえば、建築計画・環境系の授業で出る「柱状図」は、点数や人数の分布など統計寄りで、棒がくっつくヒストグラムを意味することが多いです。
一方、地盤工学・地質系の授業や実習では、露頭観察や野外実習の成果として柱状図(層序の縦方向の記載)を作るという流れがあり、大学教育の実験実習科目で野外観察→室内で柱状図清書→地層対比まで学ぶ、という説明も見られます。
建築従事者向けの“意外に効く”対策として、本文中で次のように宣言してから図を出すと、採点者に誤解されにくくなります。

  • 「本節の柱状図は統計学のヒストグラム(度数分布)を指す」
  • 地盤調査のボーリング柱状図とは別概念である」

参考:柱状グラフ(ヒストグラム)の定義と棒グラフとの違い(棒がくっつく、ばらつきを階級で見る)
https://www.pref.osaka.lg.jp/o040090/toukei/gcon/tukurikata.html
参考:棒グラフとヒストグラムの横軸の違い(独立項目/連続階級、間隔の扱い)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020300/kids/graph.html
参考:Excelでのヒストグラム作成手順と軸設定の調整(区間の直し方)
https://excelcamp.jp/media/graph/29221/
参考:ボーリング柱状図という用語の公的な文脈(地質・地盤分野の柱状図)
https://www.zenchiren.or.jp/koukai/