

短時間でも火花が散り火災になります
ホーロー容器を電子レンジで使用すると、火花が発生し大変危険です。ホーローは鉄やアルミニウムなどの金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けて作られており、内部は金属でできています。電子レンジは電磁波(マイクロ波)で食品内の水分を振動させて加熱する仕組みですが、金属は電磁波を反射してしまうため、食材は温まりません。
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それどころか、反射した電磁波が集中することで火花が発生します。火花が出続けると、電子レンジ本体の故障だけでなく、発煙・発火・火災につながる恐れがあるため、短時間でも絶対に使用してはいけません。
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「少しだけなら大丈夫」という考えは危険です。たとえ数十秒でも火花が散り、重大な事故に発展する可能性があります。ホーロー製品はすべて電子レンジ使用不可ですので、鍋・保存容器・マグカップなど、どの形状でも同じです。
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つまり絶対に避けるべきです。
ホーロー容器は電子レンジが使えない代わりに、直火やオーブンで温められるという大きなメリットがあります。保存容器に入れた料理をそのまま火にかけて温め直せるため、別の鍋やフライパンに移し替える手間が省けます。これにより洗い物が減り、時短調理が実現できます。
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ただし、冷蔵庫から出したばかりのホーロー容器を急に直火にかけるのは避けてください。ホーロー表面のガラス質は急激な温度変化に弱く、ヒビ割れや破損の原因になります。冷蔵庫から取り出したら、常温に戻してから火にかけるのが基本です。
オーブンでの使用も可能で、グラタンやキッシュなどを下準備してそのままオーブンに入れ、焼き上がったら食卓に直行できます。ホーローは保温性が高いため、熱々の状態を長く保てるのも魅力です。
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結論は直火・オーブンならOKです。
もし誤ってホーロー容器を電子レンジに入れて火花が出た場合は、すぐに電子レンジの動作を停止してください。火花が出続けた状態で加熱を続けると、発煙・発火・火災のおそれがあります。
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電子レンジを止めた後は、扉を開けずに少し時間を置き、庫内が冷めるのを待ちましょう。急いで扉を開けると、熱気や煙を吸い込む可能性があります。庫内が落ち着いてから、ホーロー容器を取り出してください。
電子レンジ本体に異常がないか、焦げ跡や変な臭いがしないかを確認します。故障の兆候が見られる場合は、メーカーのサポートに連絡して点検を依頼するのが安全です。
これだけは覚えておけばOKです。
ホーロー容器は、冷蔵・冷凍保存にも対応しています。作り置きした料理や食べ切れなかった食材を保存する際に便利です。ホーローは容器全体が均一に、そして一気に冷えるため、料理の時短につながります。
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冷蔵庫に入れる際は、容器を縦に(狭い面を手前に)並べると、奥に追いやられず忘れにくくなります。また、いくつか重ねても圧迫感を抑えられます。冷めやすさを活かして、お弁当のおかずや常備菜を冷ますときにも役立ちます。
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ただし、ホーローは衝撃に弱いため、ぶつけたり落としたりしないよう注意が必要です。ガラス質の表面は、一度ヒビやキズが入ると、そこから割れが広がることがあり危険です。また、取っ手やリング部分に水が入るとサビの原因になるため、つけ置き洗いは避け、洗った後はしっかり水気を拭き取って乾燥させてから収納しましょう。
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冷凍にも対応しているのがメリットです。
トイレリフォーム工事中は、職人さんにお茶やコーヒーを出す機会も増えます。そんな時、ホーロー製のマグカップやポットがあると便利ですが、電子レンジが使えない点には注意が必要です。冷めた飲み物を温め直す際は、ホーローのミルクパンなどに移して直火で温めるか、電子レンジ対応の別の容器を用意しておくとスムーズです。
リフォーム中は水回りの使用が制限されることもあるため、調理や片付けの効率化が重要になります。ホーロー容器は保存から調理まで一つで完結できるため、洗い物を減らせるメリットがあります。作り置きしたスープやカレーをホーロー容器に保存しておけば、そのまま直火で温められ、忙しい工事期間中の食事準備が楽になります。
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また、ホーローは臭い移りがしにくく、酸や塩分に強いため、カレーやトマト煮込みなど色や臭いの強い料理の保存にも適しています。IH対応のホーロー製品も多いため、キッチン環境に合わせて選ぶとよいでしょう。
参考)https://hearth-designs.jp/?mode=f1
忙しい時こそ便利ですね。
ホーロー以外にも、電子レンジで使えない容器がいくつかあります。金属製の容器やアルミホイル、金・銀の装飾が入った食器なども、電磁波を反射して火花が出るため使用できません。これらを電子レンジに入れると、ホーローと同様に火花が散り、火災や故障の原因になります。
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耐熱ガラスや陶器、磁器製の容器は電子レンジで使用できますが、ひび割れや破損がないか使用前に確認しましょう。また、「耐熱」と表示されている容器でも、直火には対応していないものがほとんどです。オーブン対応のココット皿などを直火にかけると、ひび割れることが多いため注意が必要です。
参考)「耐熱」とオーブンと直火
電子レンジと直火・オーブンでは加熱の仕組みが全く異なります。オーブンは周囲から全体的に加熱するため容器に温度差ができにくいのに対し、直火は鍋底裏だけが部分的に高温になるため、直火対応でない器は破損しやすいのです。
使える容器を事前に確認するのが原則です。
参考情報として、電子レンジで使える容器と使えない容器の区別については、日立の公式サポートページに詳しい説明があります。
日立の家電品サポート - 電子レンジで火花が出る原因と対処法
また、ホーロー製品の正しい使い方やお手入れ方法については、野田琺瑯などのメーカー公式サイトでも確認できます。製品によって使用可能な熱源や温度範囲が異なるため、取扱説明書を必ず確認しましょう。
フェリシモ - ホーロー製品の特徴と正しい使い方
トイレリフォームで忙しい時期こそ、調理器具の特性を理解して効率的に使い分けることが、日々の負担軽減につながります。ホーロー容器は電子レンジこそ使えませんが、直火・オーブン対応で保存から調理まで一貫して使える優れものです。正しく扱えば長く愛用でき、キッチンの心強い味方になるでしょう。
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