スピンドル水栓サイズ呼び径ネジ径測定

スピンドル水栓サイズ呼び径ネジ径測定

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スピンドル水栓サイズ

スピンドル水栓サイズで迷わない要点
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最初に止水と残圧抜き

止水栓(なければ元栓)を閉め、蛇口を開けて残圧を抜いてから分解します。作業手順のミスより先に「安全手順の抜け」がトラブルの原因になりやすいです。

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サイズは「呼び径」+「実測」

家庭用は呼び13・15が中心ですが、同じ呼びでも全長やねじ仕様が違う場合があります。ノギスで全長・ねじ径などを測って控えます。

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コマ(ケレップ)も同時確認

水漏れ原因がコマ側なら、スピンドルだけ替えても直らないことがあります。コマ直径の測定と、合わせ交換で手戻りを減らします。

スピンドル水栓サイズの呼び径と家庭用の目安


水栓の部品選びで最初に出てくる「呼び径」は、実寸の直径そのものではなく、配管サイズを基準にした“呼び名”です。家庭用の水栓は特定の呼び径が主流とされ、現場ではこの前提を置いて部品を探します。
ただし、呼び径が同じでもメーカー・年代・水栓の種類(単水栓、ツーバルブ混合栓など)で内部部品の形状が異なることがあり、「呼び径だけで買う」と合わない事故が起きます。ここで重要なのは、呼び径は入口に過ぎず、最終判断は現物の測定・型番照合で詰めることです。
サイズ感をつかむために、まず“よくある傾向”を押さえます。たとえば補修情報では、家庭用の水栓コマ(ケレップ)は15mmが主流という記載があり、DIYではこのサイズが最初に候補になります。あわせて、コマはサイズが合えばメーカーを跨いで交換できる場合がある、という扱いもされています。これは「スピンドルそのもの」より「コマ」の互換性が高いケースがある、という意味で覚えておくと失敗しにくいです。


次に、呼び径が分からないときの現実的な考え方です。吐水口のネジ規格の話になりますが、日本の一般的な水栓周辺でよく出てくる規格としてG1/2(外径約20.9mm、ピッチ約1.8mm)が挙げられています。これは“接続部の話”でスピンドルの規格と直結しないこともありますが、家の中の水回りで「規格が混在している」ことを示す分かりやすい例です。つまり、呼び径だけ・見た目だけで決め打ちせず、測定と照合が必要だと理解できます。


スピンドル水栓サイズの測り方(全長・ねじ径・ピッチ)

スピンドル選定で一番効くのは、外した現物を測って「数字で一致させる」ことです。メジャーでそれっぽく測ると誤差が出やすく、合わない原因になります。ネジ径を調べる手段として、ノギスやピッチゲージ以外だと誤差が出やすいので、2~3回測るのがよい、という注意が水栓メーカーの解説にあります。
測定で押さえるポイントは、次の4つです。文章で読むと難しそうですが、順番にやれば機械的に終わります。


  • 全長(端から端まで):スピンドルを机に置き、ノギスで端面同士を測る
  • 有効長(効いている長さ):ねじが始まる位置から、コマ(ケレップ)側の当たり面までを測る
  • ねじ径:ねじ部の外径(オス側の直径)を測る
  • ピッチ:山と山の間隔を測る(ピッチゲージが理想、なければ定規で山の間隔を数山ぶん測って割る)

吐水口のネジ径を例にすると、G1/2の外径は約20.9mm、ピッチは約1.8mmといった具体値が公開されています。こういう“公表値”に現物の実測を当てに行くと、規格を推定しやすくなります。もちろんスピンドルは吐水口とは別部位なので同じ規格とは限りませんが、「ねじは数字で見る」「ピッチまで見る」という姿勢が、スピンドルでもそのまま効きます。


意外と盲点なのが、測る前の状態です。水垢やサビがねじ山に乗っていると、ノギスの当て方がズレて径が大きく出ます。軽くブラシで落としてから測るだけで、合わないリスクを減らせます。


スピンドル水栓サイズで失敗しないコマ(ケレップ)直径

水栓の「閉まりが悪い」「ポタポタ漏れる」症状は、スピンドルの摩耗よりも、先端のコマ(ケレップ)やパッキン側が原因のことが多いです。そのため、スピンドルのサイズを追う前に、コマの直径を測って適合品を選ぶ、という修理手順がメーカー情報でも示されています。さらに、作業前には元栓を閉める注意や、家庭用は15mmが主流という目安も同じページで示されています。
コマ直径の測り方はシンプルです。ハンドルを外して水栓上部を分解し、コマを取り出して「直径」を測ります。ここでのポイントは、直径が合えばメーカー違いでも交換できることがある点です(商品名として水栓ケレップ/エスコマ/節水コマなどが挙げられています)。つまり、「スピンドルが合うか不安」なときでも、まずコマ交換だけで症状が改善する場合があり、無駄な分解や部品代を減らせます。


ただし、コマだけ替えても直らないケースもあります。たとえばスピンドルのねじ部が摩耗して“空回り”したり、スピンドル自体の曲がりで当たりが出ない場合です。こういうときはスピンドルとコマをセットで見直すのが合理的です。作業手順として、スピンドルが固くて外れない場合はハンドルを差し込んで回して外す、ナットを締めすぎると操作が重くなる、といった実務的な注意も公開されています。


参考リンク(コマ直径の測定、元栓を閉める、締め過ぎ注意など手順の要点)
ツーバルブ混合栓共通 パイプの先からの水もれ修理/水栓のコマ…

スピンドル水栓サイズ交換の手順と工具(止水・分解・組立)

DIYでの水栓修理は、手順の“型”を固定すると失敗が減ります。メーカーの解説でも、作業前に元栓を閉めること、止水栓(流量調整)が付いている場合はそこを閉めて止水できることが明記されています。ここが曖昧なまま作業すると、分解中に水が噴いて作業どころではなくなります。
基本手順を、ツーバルブ系(ハンドルが2つのタイプ)を想定して整理します。


    1. 止水:止水栓または元栓を閉める(閉めた後、蛇口を開けて残圧を抜く)
    1. ハンドルを外す:キャップを開け、ネジを外し、ハンドルを引き抜く
    1. ナットとスピンドルを外す:必要に応じてハンドルを差し込んで回し、固着をほどく
    1. コマを外す:割りばし等で取り出す(工具で傷をつけない)
    1. 交換:適合するコマ/スピンドルを入れ、逆順で戻す
    1. 締付管理:ナットを締めすぎない(締めすぎるとハンドル操作が重くなる)
    1. 通水確認:止水栓を開け、水漏れがないか確認

工具はケースによりますが、最低限はモンキーレンチ(または水栓スパナ相当)、プラスドライバー、ノギスがあると作業が安定します。特にノギスは“サイズ違いを買わない”ための保険になるので、購入した方が結果的に安いことが多いです。


そして、失敗が起きやすいのは組み立て側です。ねじを斜めに噛ませる「クロススレッド」を起こすと、部品を新品にしても漏れます。ねじ込み始めは工具を使わず手で回し、軽く回ることを確認してからレンチに持ち替えると事故が減ります。


スピンドル水栓サイズの独自視点:ノギス測定より型番優先

現物測定は強いのですが、独自視点として「測定より型番優先」の発想も持っておくと、時間と出費を減らせます。水栓メーカーの解説でも、ねじ径を自分で測ると誤差が生じる可能性があるため、可能であれば型番から特定するのがおすすめ、と明確に書かれています。これは吐水口のねじ径の文脈ですが、部品選定全般に同じことが言えます。
現場で起きがちな“地味な落とし穴”は次の通りです。


  • 同じ家でも、洗面・台所・屋外でメーカーが混在している
  • 交換歴があると、外見は同じでも中身が別世代になっている
  • ねじ径やピッチは、0.5mm~1mmのズレでも「入らない/入っても漏れる」になる

だから、可能なら型番で正規の補修部品表に当てるのが最短です。型番の探し方としては、蛇口本体(根元、レバー、吐水口付近など)の刻印・シール、取扱説明書や保証書の確認などが案内されています。型番が分からない場合でも、写真を撮ってメーカーサポートや店舗に相談する方法が紹介されています。


参考リンク(ネジ径の測り方、ノギス・ピッチゲージ推奨、型番確認の手順)
https://www.mizsei.co.jp/screw/




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