

建築や鉄骨まわりの現場で「工具は性能だけでなく段取りで評価が決まる」という感覚は強く、京セラの脱着コード式はそこに刺さりやすい仕様です。実際にRG112のレビューでは、同型機を複数台用意して「片方は砥石、片方はダイヤモンドカッター」を装着したままにし、コードだけ付け替えて“切断→研磨”へ移ることで、ディスク交換の時間を削れる点がメリットとして挙げられています。
この運用は、特に「切断と研削を小刻みに往復する」作業(例:軽天の金物加工、架台の微調整、配管サポートの現物合わせ)で効きます。ディスク交換は手間だけでなく、締め付け不足・ワッシャの向きミス・砥石欠けの見落としなどヒューマンエラーも誘発するので、“交換回数を減らす”こと自体が安全側に働く場合があります(もちろん、コードの抜き差しや保管のルール化は別途必要です)。
また、現場で意外に効くのが「収納・持ち運び」です。コードを巻き付けて保管すると、クセがついて断線リスクが上がったり、荷姿がかさばって積載効率が落ちたりしますが、脱着式なら本体とコードを分離して収納でき、車載や工具箱の収まりが良くなるケースがあります。
RG112は無負荷回転数12,000回転/分、重さ1.5kgというレビュー情報が出ており、一般的な100mmクラスの“標準回転・標準用途”の立ち位置として理解しやすい機種です。
回転数が高い領域は、切断・荒研削のテンポは出しやすい一方、薄板や際の作業で「削れ過ぎ」「熱が入り過ぎ」「砥石の減りが早い」を招くことがあります。そこで、仕上げ寄り(面取り・ビード均し・塗膜落とし等)なら、同じメーカー内でも回転数設計や用途の違うモデルに寄せる、といった考え方が安全で合理的です。
砥石径は100mmと125mmで、作業効率と取り回しのトレードオフがはっきり出ます。125mmは切断深さ・仕事量で有利になりやすい一方、狭所や手首の自由度では100mmが楽なことが多いので、「盤石に125mm一本」よりも、100mmと125mmを現場の主戦場で分けるほうが結果的に段取りが良くなる場合があります。
参考)【徹底比較】ディスクグラインダーのおすすめ人気ランキング【2…
なお、京セラのAG1261は“最大出力1100Wのハイパワーモデル”“スリムギヤヘッド”“握り径56mmの細握りグリップ”“メッシュフィルタ付の防塵フィルタ”といった特徴が整理されています。
参考)https://www.monotaro.com/g/04659866/
粉じん・鉄粉が多い建築現場では、モーター吸気まわりの防じん設計が地味に寿命へ効くので、「パワー」だけでなく「防じんの仕組み」がスペック表に書かれているかを評価軸に入れると失敗しにくいです。
ディスクグラインダーの事故は“砥石の破損”“火花・粉じん”“巻き込まれ”の複合で起きやすく、工具の評価でも安全性の比重は年々上がっています。厚生労働省の資料では、保護具として保護メガネ・防じんマスク等の着用が明記されており、基本動作として外せません。
現場でありがちな油断は「ちょっと一発だけ削る」状況です。火花が飛ぶ角度は一定ではなく、材料の反りやディスクの当て方で急に変わるので、保護メガネは“常に”を徹底したほうが結局早い(ケガ対応が一番遅い)というのが現場実感です。
参考)https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/04_roofing4_grinder_jp.pdf
もう一つ、上位記事でも繰り返し強調されがちな論点として、安全カバーの扱いがあります。砥石が破損した際の破片飛散を抑える装置なので、作業性が落ちるからと外す運用は避けるべき、という整理がされています。
参考)ディスクグラインダーの安全対策7つと注意点!ルールが守られる…
「作業しづらい=外す」ではなく、「作業しづらい=径や形状の違う砥石・工具に変える」「姿勢と固定方法を変える」に発想を切り替えるのが安全側です。
【保護具チェック(最低ライン)】
参考:厚生労働省PDF(研削といし・ディスクグラインダの「守るべきこと」:保護具、試運転など)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/04_roofing4_grinder_jp.pdf
「切れる・削れる」よりも、建築従事者にとって痛いのは“ある日突然止まる”ことなので、評価にメンテ性を入れると選定が一段実務寄りになります。一般にカーボンブラシは消耗品で、摩耗限度線の考え方や交換手順(電源を外す、カバーを外す、ブラシの動きのスムーズさ確認など)が解説されています。
さらに、京セラの取扱説明書(PDF)には、カーボンブラシ交換として「モーターケースカバーを固定している2本のネジをプラスドライバーでゆるめて外す」といった具体手順が書かれています。
参考)https://www.kyocera-industrialtools.co.jp/products/uploads/doc/item/28451f2c1ca8cd5ef14f0dc9eda7bc16.pdf
ここが意外に重要で、現場では「特殊ネジ」「分解に専用工具」「開けたらバネが飛ぶ」タイプだと点検が後回しになり、結果として故障が増えます。プラスドライバーでアクセスできる構造なら、月次点検に組み込みやすく、結果的に“止まらない工具”として評価が上がりやすいです。
【独自視点:建築現場の運用で効く小技】
参考:脱着コード式RG112のユーザーレビュー(「砥石とダイヤモンドカッターを装着した本体を複数用意し、コードを付け替える」運用の話)
https://review.kakaku.com/review/K0001428043/ReviewCD=1785535/

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