六角穴付ボルト ミスミ 規格 寸法 締付トルク

六角穴付ボルト ミスミ 規格 寸法 締付トルク

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六角穴付ボルト ミスミ

六角穴付ボルト ミスミで迷わない要点
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まず「規格」と「寸法」

JIS B 1176の寸法表で、呼び径M・頭部径dk・頭部高さk・六角穴sを押さえると、干渉や工具不適合を未然に防げます。

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締付トルクは条件で変わる

トルク法は「規格耐力の70%以内」を目安にしつつ、潤滑や材質組合せでトルク係数が大きく変動する点が重要です。

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現場あるあるを先回り

六角穴のなめ・座面陥没・アルミ雌ねじのかじりなど、設計~施工の落とし穴をチェックリスト化しておくと手戻りが減ります。

六角穴付ボルト ミスミ 規格 JIS B 1176の要点


六角穴付ボルト(いわゆるキャップボルト)の規格は、国内ではJIS B 1176が基準になり、呼び径M1.6~M64の並目ねじ等を対象として特性(寸法など)を定めています。
ミスミの技術情報にも、JIS B 1176:2014の抜粋として、呼び径ごとのピッチP、頭部径dk、頭部高さk、六角穴の寸法s(レンチサイズに直結)などが表で掲載されています。
建築・設備の現場では「M〇×L」だけで発注してしまいがちですが、六角穴付は頭が円筒形で、頭部径dkと頭部高さkが干渉トラブルの原因になりやすいので、図面の逃げ寸法とdk/kの突合が効きます。
また、JISの注釈には「六角穴の口元には僅かな丸みまたは面取りがあってもよい」など製造上の許容が明記されており、工具の“掛かり”を見た目だけで判断しない方が安全です。


参考)https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/technical_data/td01/a0196.html

六角穴寸法の検査(ゲージ検査)についてJIS B 1016参照、という紐づけも注釈で示されているため、品質要求が厳しい案件では「測定方法まで含めて」確認すると齟齬が減ります。

参考リンク(JIS B 1176の対象範囲や規格の概要が読める)。
JISB1176:2015 六角穴付きボルト
参考)JISB1176:2015 六角穴付きボルト

六角穴付ボルト ミスミ 寸法 dk k sの見方

寸法表で現場が一番困りやすいのは、頭部径dkと頭部高さk、そして六角穴の二面幅s(六角レンチサイズ)です。
例えばミスミのJIS抜粋では、M6の例でdk(頭部径)やk(頭部高さ)、s(六角穴呼び)が表になっており、M6はsが「呼び5」と示されています。
「レンチが入るか」だけでなく、「レンチを回す振り角が取れるか」「レンチの首が周辺部材に当たらないか」を考えると、dk/k/sをセットで見る癖が付きます。
さらに注釈として、頭部座面の角部はdwまでの丸みまたは面取りとし「ばり、かえりなどがあってはならない」とあり、座面品質が締結安定性に関わる前提が読み取れます。

施工側の独自ルールで座面に塗装が乗る場合、塗膜で“座面の当たり”が変わることがありますが、規格はあくまで素地の形状要求なので、塗装条件は別途管理(マスキングや面取り確認)しておくと事故が減ります。

六角穴付ボルト ミスミ 締付トルク 適正締付軸力の考え方

ミスミは、トルク法で適正締付軸力を求める考え方として「規格耐力の70%を最大とする弾性域内であること」などの要点を挙げています。
締付軸力は \(Ff=0.7×σy×As\) の形で示され、ここでσyは耐力、Asは有効断面積として整理されています。
同ページでは締付トルクの式も提示され、トルク係数kや締付係数Qなど、現場条件で変わるパラメータがあることが明確に書かれています。
重要なのは「同じM6でも、潤滑の有無・被締付物や雌ねじ材の組合せでトルク係数が大きく変わる」点で、ミスミは表として“表面処理と材質組合せ”ごとのトルク係数例を載せています。


たとえば黒色酸化皮膜(黒染め)で油潤滑のケースと、無潤滑のケースでは、トルク係数が大きく異なる値として表に示されています。


この差を無視して「過去の経験トルク」を踏襲すると、軸力不足(ゆるみ)か、過大締結(ねじ破断・雌ねじ損傷)に寄りやすいので、少なくとも潤滑条件だけは発注・施工の共通言語にしておくべきです。


参考リンク(適正締付軸力・締付トルク式、トルク係数表、強度区分別の目安トルク表)。
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/technical_data/td01/a0198.html
参考)https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/technical_data/td01/a0198.html

六角穴付ボルト ミスミ 強度区分 12.9 10.9 8.8の使い分け

ミスミの技術情報では、強度区分ごとの降状荷重・初期締付力・締付トルクが、ねじの呼び(M3~M24など)に対して一覧表で示されています。
同じ呼び径でも、強度区分12.9と10.9と8.8で“許容できる締付の目安”が変わることが、表の並列表現で直感的に分かります。
建築従事者の実務では「強い方が安心」と考えがちですが、強度区分を上げると必要な締付管理がシビアになり、相手材(薄板・アルミ・鋳物)側の座面陥没やねじ山のせん断が先に起きる可能性も評価対象になります。
現場でよくあるのは、強度区分は合っているのに「締付方法がインパクト主体」で締付係数Qが悪化し、狙った軸力が入りにくいケースです。


ミスミは締付係数Qの標準値例として、トルクレンチインパクトレンチ、表面状態、潤滑状態で値が変わる表を掲載しているため、施工要領書に“工具種別と潤滑”を明記する根拠に使えます。


六角穴付ボルト ミスミ 独自視点 寸法表の注釈で防ぐ不具合

検索上位の解説は寸法表そのものに注目しがちですが、実はミスミのJIS抜粋ページは「注釈」に現場トラブルの芽が詰まっています。
たとえば、ねじ先はJIS B 1003の面取り先を基本としつつ「M4以下はあら先でもよい」といった例外が書かれており、下穴や相手材の面取り有無次第で“先端の当たり方”が変わることを示唆します。
また、頭部座面の角部はdwまでの丸みまたは面取りとし「ばり、かえりなどがあってはならない」とあり、座面の微小な不良が締結体のなじみ(初期ゆるみ)に影響し得る前提が読み取れます。
さらに、一般に流通している呼び長さ範囲や、全ねじの不完全ねじ部長さ(3P以内)などの記載もあり、設計者が“有効ねじ掛かり長さ”を見誤らないためのヒントになります。

意外と盲点なのが、長さLだけ見て「めねじ深さギリギリ」を選ぶと、不完全ねじ部が効いて必要軸力が入りにくい(または底付きする)ケースで、注釈の存在を知っているだけで設計・購買の確認項目が一段増えます。

参考リンク(JIS抜粋の寸法表と、注釈・ざぐり/ボルト穴の参考寸法がまとまっている)。
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/technical_data/td01/a0196.html




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