

量水器ボックスの蓋が割れた状態を放置すると、雨などで土が大量に流れ込んだり、重い物が直接メーターに載ってメーター自体を壊すおそれがあります。
そのため「とりあえず養生して後日」ではなく、基本は早期の交換(または少なくとも早期の安全対策)が現実的です。
まず現場で見るべきポイントは、次の3つです。
蓋だけの交換はDIYで成立しやすい一方で、本体や周囲が壊れている場合は「合う蓋がない」「付いてもすぐ再破損」になりやすいので、指定工事店に寄せた方がトータルでは安く済むことがあります。
量水器ボックスは自治体や水道局の所有ではなく、利用者(お客様)の所有物として扱われ、蓋が割れた場合は交換が必要になる、と明記している自治体があります。
同様に、フタが割れたり変形して閉まらなくなった場合の取替費用は水道所有者の負担とする案内もあります。
賃貸(アパート・借家)の場合は、まず大家へ相談するよう注意書きがあるため、自己判断で購入・施工してしまう前に連絡を入れるのが安全です。
「誰の負担か」が曖昧なまま進めると、後で精算トラブルになりやすいので、ここはDIY派でも先に潰しておくのが堅実です。
フタのみを購入して自分で取り替える場合、フタの表と裏の写真を控えておくとスムーズだ、と自治体が具体的に案内しています。
この「表と裏の写真」が意外に効く理由は、寸法だけでなく、裏側の爪・ヒンジ形状・刻印(市章など)・補強リブの違いで適合判定が変わるケースがあるからです。
現場でやるべき採寸・記録は、最低限これだけで十分に戦えます。
さらに注意点として、設置年式により「合うフタが生産終了」の場合があり、その際は本体交換が必要になる、と明記されています。
ここがDIYの落とし穴で、ネットで近い寸法を買って「乗るけど閉まらない/ガタつく」を繰り返すと、結果的に時間も費用も増えます。
蓋の交換作業自体は、構造が単純なタイプなら「古い蓋を外して、新しい蓋を所定の向きではめる」だけで完了することが多いです。
ただし、自治体も「お客様自身も水道メーターの管理(漏水確認等)をする」前提で、持ち上げやすさを含めた運用を注意しているため、交換作業では“使い続けやすい状態”まで整えておくのがポイントです。
おすすめの準備と手順を、DIY向けに具体化すると以下です。
「車が載る場所」では、そもそも割れる原因を作りやすいので、交換後も再発防止をセットで考える必要があります。
検索上位では「交換方法」だけで終わりがちですが、実際は“次に割らない運用”ができるかで満足度が決まります。
自治体は、蓋を割らないための対策として、パイロン(カラーコーン)など目立つ物を置く方法や、蓋が隠れるくらいの鉄板を被せる方法を案内しています。
ここで意外に重要なのが「重いものや動かしづらいものは避ける」「鉄板は大きすぎると重くて検針員が持ち上げられず、管理もしづらい」という実務上の条件です。
つまり、再発防止は“頑丈にする”よりも“誰でも扱える範囲で負荷を避ける導線設計”が効きます。
すぐできる再発防止の考え方は次の通りです。
蓋が割れたときの危険性・対策(放置リスク、コーンや鉄板の注意点)
https://www.city.agano.niigata.jp/soshiki/jogesuidokyoku/josuido_konnatokiha/12059.html
フタのみ購入で自分で取替える場合の連絡先の考え方(写真が有効、生産終了なら本体交換)
https://www.city.toki.lg.jp/kurashi/suido/1004730/1005902.html