タイラップ 外し方 基本 手順 安全 裏ワザ 再利用

タイラップ 外し方 基本 手順 安全 裏ワザ 再利用

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タイラップ 外し方 基本手順

タイラップ外し方の全体像
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安全優先の基本カット

ニッパーやハサミを使った、結束物を傷つけないタイラップの外し方を整理します。

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再利用したいときの外し方

マイナスドライバーやペンチを使った、切らずに外して再利用する方法を紹介します。

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現場で起こりがちな事故対策

指先の切創や配線損傷など、見落としがちなリスクとその防ぎ方を具体例で解説します。

タイラップ 外し方 切断の基本とニッパー選び


建築現場で最も一般的なタイラップの外し方は、ニッパーハサミでヘッド側の根元を切断する方法です。
このとき、刃先形状がフラットな「フラッシュニッパー」を選ぶと、切り残しの突起がほぼ出ず、手袋や配線スリーブを傷つけにくくなります。
タイラップを切る位置は、ヘッドから1~2mm以内を狙うと、残りが引っかかりにくくなります。


参考)意外と危険!! 結束バンドの切り方!!タイラップ ケーブルタ…

片手でタイラップの余り部分を軽く引きながら、もう片方の手でニッパーを当てると、刃が滑りにくく安定してカットできます。

ハサミを使う場合は、先端が尖った文具ばさみではなく、先丸形状の電工用ハサミやシートカッタータイプを選ぶと、隣接するケーブルや被膜に当たっても損傷リスクを抑えられます。


参考)道具を使わずに結束バンドを外す方法は?外す際の注意点もご紹介…

足場や高所作業では、落下防止コード付きのニッパー・ハサミを使用し、指を切らないよう、必ず「自分の体の外側」に向けて刃を動かす意識を習慣化すると安全性が高まります。

おすすめのチェックポイント一覧です。


  • 刃先がフラットなフラッシュニッパーを優先して選ぶ。
  • ヘッド根元から1~2mm以内を狙って切断する。
  • タイラップの余りを軽く引いてからカットする。
  • 先丸タイプのハサミを選び、被膜を傷つけないようにする。
  • 高所作業では落下防止コード付き工具を使用する。

タイラップ 外し方 マイナスドライバーとピンで切らずに外す

タイラップを再利用したい場合は、マイナスドライバーや安全ピン、千枚通しなど細い工具でロック爪を持ち上げて外す方法が有効です。
具体的には、ヘッド部分の小さな窓から先端を差し込み、内部のかぎ爪を軽く持ち上げながら、バンドを引き抜くと締め込み前の状態に戻せます。
この方法を行うときは、以下のポイントを押さえると失敗しにくくなります。


  • マイナスドライバーは2~3mm程度の細いものを選び、先端を軽く丸めておくと配線を傷つけにくい。cnhaitan+2​
  • 針状のピンや千枚通しを使う場合は、滑って指に刺さらないよう、手袋と保護メガネを併用する。news.yahoo+1​

ロック爪は一方向にしなりやすいので、「爪が寝ている側」と反対側から差し込むと少ない力で持ち上がります。plus.luremaga+1​
古くなって硬化したタイラップは、爪を持ち上げてもバンド側の山形(セレーション)が欠けて再利用できないことがあるため、経年劣化したものは外すだけと割り切り、再利用は避けるのが無難です。


参考)結束バンドを解く究極のガイド

マイナスドライバー等を使う際の注意点を整理すると次の通りです。


タイラップを切らずに外したいときの一般的な手順と注意点がまとまっています。


結束バンドを道具あり・なしで外す方法と注意点(マイナスドライバーやニッパーの使い方の参考)

タイラップ 外し方 ペンチでロック部を変形させる裏ワザ

あまり知られていない外し方として、ペンチでヘッド側を軽くつぶしてロックを解除する方法があります。
ヘッドの片側半分をペンチの先端でつまむと、差し込み口がわずかに変形し、そのタイミングでロック爪がセレーションから離れるため、バンドを引き抜きやすくなります。
この方法のメリットは、針状の工具を差し込まないため、指に刺さるリスクが低く、狭い場所でも比較的扱いやすい点です。


一方で、ヘッドを強くつぶし過ぎると爪が折れてしまい、タイラップ自体は再利用できなくなるため、「外せればよいが再利用は不要」という場面に向いたテクニックと言えます。


ペンチを使う裏ワザを現場で使う際のポイントです。


  • 先端が細く滑りにくいラジオペンチを選ぶと、ヘッドを狙った位置だけ変形させやすい。
  • ヘッド全面を一気につぶさず、「爪側の半分だけ」を少しずつ挟み込むイメージで力をかける。
  • ケーブルのすぐ近くでつぶすと被膜に力が伝わりやすいので、配線から少し離れた位置でヘッドを保持して作業する。

構造が似た結束バンドのロック解除イメージを掴みたい場合に参考になる動画です。


ケーブルタイ(タイラップ)をペンチで簡単に外す方法(ロック部を変形させて緩めるイメージの参考)

タイラップ 外し方 建築現場での安全と配線保護のポイント

建築・設備の現場では、タイラップの外し方ひとつで、配線の被覆傷や後日のトラブルに直結することがあります。
特に盤内や天井裏などの高密度配線では、見えないところで被膜に細かな傷が入り、数年後の漏電や誤作動につながるケースも指摘されています。
安全と配線保護の観点で、最低限押さえておきたいポイントは次の通りです。


  • 刃物を配線側に向けて動かさない(自分の体と配線の両方から外側へ動かす)。​
  • 配線とタイラップの間に薄いベニヤ板や樹脂プレートを挟んでから切断し、誤切断を防ぐ。
  • 結束状態を写真で記録してから外し、再結束時に本数や取り回しを再現できるようにする。

また、同じ「タイラップ 外し方」でも、仮設足場の手すり養生と、弱電ケーブルの結束では求められる配慮が異なります。


荷重がかかる養生などでは、外したあとの再結束で規格の耐荷重を満たす製品を選び直し、紫外線や温度条件に適した屋外用タイラップを使い、経年劣化による破断を防ぐことが重要です。

一方、通信・制御線では、外したあとにケーブルマーカーや結束位置を少しずらして再固定することで、同じ場所にストレスを集中させない工夫が有効です。

このように、単に「外す」のではなく、「外したあと現場全体の信頼性をどう確保するか」まで含めて考えると、作業品質の差が出やすくなります。


タイラップ 外し方 建築従事者が知っておきたい再利用と選定の考え方

タイラップは単価が安く「使い捨て」のイメージが強いものの、仮設配線や一時固定では再利用できるものを選んでおくと、現場コスト削減と廃棄物削減の両方にメリットがあります。
再利用前提で使う場合は、ノッチ付きの再使用可能タイラップや、リリースボタン付きケーブルタイなどの専用品を採用すると、マイナスドライバーでロックをこじるよりも格段に作業効率が上がります。
一般的な使い捨てタイプをあえて再利用する場合は、前述のマイナスドライバーやピンを使った外し方では、爪やセレーションの一部が摩耗し、保持力が落ちていることを前提に考える必要があります。plus.luremaga+1​
そのため、再利用は荷重の小さい場面に限定し、荷重がかかる場所や人が触れる位置では、新品に交換するルールを現場内で共有しておくと安心です。plus.luremaga+1​
タイラップ選定では、外し方と同時に以下の点も確認しておくと、後工程での手戻りを減らせます。


  • 使用場所の温度・湿度・紫外線条件に合った材質(屋外用・耐熱用など)かどうか。​
  • 盤内などメンテ頻度が高い場所では、リリース付きや面ファスナータイプも選択肢に入れる。
  • 色分けによって系統管理をしやすくしておくと、外すべきタイラップの見分けがつきやすい。

結束バンドの種類や用途別の考え方を整理する際の参考になります。


結束バンドの外し方と再利用時の注意点(ロック機構と用途別の解説の参考)




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