ユニファイねじ規格 jis 許容限界寸法 公差

ユニファイねじ規格 jis 許容限界寸法 公差

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ユニファイねじ規格 jis

ユニファイねじ規格 jis:現場で迷う所だけ先読み
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最初に押さえる3点

UNC/UNF(並目/細目)、等級(2A/2Bなど)、許容限界寸法(JIS B 0210/0212)の3点を分けて理解すると、図面・調達・検査のミスが激減します。

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JISの位置づけ

「ねじ山形や呼び」はJIS B 0206(UNC)/JIS B 0208(UNF)、「公差」はJIS B 0210(UNC)/JIS B 0212(UNF)で追うと整理しやすいです。

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検査の実務

限界ゲージ(通り・止り)での合否判定が基本で、深穴や干渉がある場合は首長タイプなどの選択も検討します。

ユニファイねじ規格 jis のUNC UNFと表記


ユニファイねじは、インチ系の代表格で、並目(UNC)と細目(UNF)に大別して運用されます。これらはJISの体系でも、形状・呼びを定める規格として整理されており、現場の会話では「UNC=並目」「UNF=細目」という呼び分けが基本になります。
表記は「呼び径-山数-種類-等級」の情報が圧縮されます。例えば「1/4-20UNC」は呼び径1/4インチで、1インチ当たり20山であることを意味し、山数からピッチ換算(25.4÷山数)もできるため、メートルねじと混在する現場では換算が事故防止に直結します。
注意点として、ユニファイは1/4インチ未満の呼びを番号(No.や#)で扱う文化があり、メートルねじの「M◯」に慣れた発注者ほど混乱します。たとえば「#10-32」のような表記は、径そのものが分数で表れていないため、図面の記載・拾い出し・購買仕様書で“番号呼び”を明記しておくと手戻りを防げます。

ユニファイねじ規格 jis の許容限界寸法と公差

「締まる・締まらない」の現象は、ねじ山形そのものより、許容限界寸法と公差(=どこまでズレを許すか)で起きることが多いです。ユニファイ並目ねじの許容限界寸法および公差はJIS B 0210、ユニファイ細目ねじはJIS B 0212で枠組みが示され、外径・有効径・谷径などが等級ごとに規定されます。
JIS B 0210の表には、たとえば「5/8-11 UNC」等の呼びについて、めねじ側の谷径や有効径などが「最大」「最小」「公差」として並び、寸法管理が“数値で”追える形になっています。ここで重要なのは、図面で「呼び」だけを指定して終わらせないことで、締結部の重要度が高い場合ほど「どの等級で作るか/買うか」を仕様に落とす必要があります。
また、等級はめねじ(B)とおねじ(A)で別体系で、一般用途では2A/2B、より遊びを少なくした精密用途では3A/3Bが使われる、という実務目安がよく参照されます。建築でも、振動・繰返し荷重・位置決めを伴う取り付けでは“普通だから2級”と決め打ちせず、部位の役割から等級を再確認するのが安全です。

ユニファイねじ規格 jis の等級2A 2Bと選定

ユニファイねじの等級は、めねじが「3B・2B・1B」、おねじが「3A・2A・1A」という形で整理され、同じ“2級”でもA(おねじ)とB(めねじ)で対象が異なります。会議や現場で「2級で」と言っただけだと、相手が2Aを想定しているのか2Bなのか曖昧になり、調達ミスの温床になります。
選定の現実解としては、既製品調達(ボルト・ナット・ねじ込み部品)では“相手部品の標準等級に合わせる”ことが合理的です。たとえば一般的な用途は2A/2Bが中心で、3A/3Bは航空機など高精度用途に寄る、という説明は、過剰品質によるコスト・納期悪化を避ける指針として使えます。
一方で建築現場だと、設備機器や海外製品の据付でユニファイが混入しやすく、メートルねじ前提の在庫・工具・検査体制と衝突します。図面段階で「ユニファイねじ(UNC/UNF)」「等級(2A/2Bなど)」「検査方法(限界ゲージ等)」を3点セットで固定し、現場の“勝手換算”を封じることが、事故予防として効きます。

ユニファイねじ規格 jis の限界ゲージと検査

ねじの受入検査や工程内検査では、限界ゲージ(通り側・止り側)による合否判定が基本で、めねじはプラグ、 おねじはリングを使うのが原則です。通り側が無理なく通り、止り側が規定以上ねじ込めないことを確認する、という考え方は、多くの現場で共通言語として通用します。
また、深い位置のめねじを検査する必要がある場合、首長タイプのプラグゲージのように、形状を工夫した製品が用意されていることがあります。建築金物や治具の構造上、通常ゲージのハンドルが干渉するケースは意外に多いため、「検査ができない=寸法を保証できない」というリスクとして設計段階に返す判断材料になります。
意外と見落とされやすいのは、「検査に合格しても、現場で締まらない」事象の多くが、ねじ単体の寸法というより“異物・めっき・塗装・打痕”など施工条件で起きることです。ゲージは寸法の合否を素早く判定できますが、締結品質を支配する要因はそれだけではないので、検査記録には「清掃状態」「表面状態」「相手材の管理」も添えるとトラブル解析が早くなります。

ユニファイねじ規格 jis の建築調達トラブル(独自視点)

建築の現場で厄介なのは、ユニファイねじそのものより「規格の取り違え」が連鎖しやすい点です。たとえば、呼びが似ている・ピッチが近い・見た目が近いという理由で、メートルねじに“なんとなく”入ってしまい、初期は入っても途中で焼き付きやカジリ、斜め噛みを誘発することがあります。こうした事象は、表記(山数)を確認する文化が弱い現場ほど起きやすいです。
さらに、購買の現実として「JIS規格」と書いていても、対象が“ねじ山形(B 0206/0208)なのか、公差(B 0210/0212)なのか、検査(ゲージ運用)なのか”が曖昧だと、同じユニファイでも品質の揺れが出ます。発注書には、少なくとも「UNC/UNF」「等級(2A/2B等)」「検査方法(限界ゲージ)」を明記し、相手が“どのJISを根拠にしているのか”を会話で確定させるのが再発防止に効きます。
最後に、現場で役立つ小技として、締結部品を受け入れたら「表記ラベル(呼び・山数・UNC/UNF・等級)」を写真で残す運用がおすすめです。トラブルが起きたとき、サイズ測定や現物照合の前に、ラベル情報が残っているだけで切り分けが一気に速くなり、再手配の判断もブレにくくなります。
ユニファイねじの等級(2A/2Bなど)の考え方。
https://www.yamawa.com/Portals/0/resource/jp/tips/pdf/tips-015.pdf
ユニファイ並目ねじ(UNC)の許容限界寸法・公差(JIS B 0210)の表。
https://kikakurui.com/b0/B0210-1973-01.html
ねじの呼びの表し方(UNC/UNF、山数→ピッチ換算の考え方)。
https://www.yamawa.com/Portals/0/resource/jp/tips/pdf/tips-091.pdf
限界ゲージ(プラグ・リング、通り止り判定、首長タイプ等)の実務。
https://www.osg.co.jp/products/gauge/




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