

排水芯を測り間違えると、あなたの便器は設置できません。
TOTOの組み合わせ便器カタログは、公式サイトから無料でデジタル版を閲覧できます。紙のカタログが必要な場合は、同じページから取り寄せ申し込みも可能です。カタログには便器・タンク・便座を自由に組み合わせられる「ピュアレストQR」「ピュアレストEX」などの製品情報が掲載されています。
参考)https://jp.toto.com/catalogue/?categoryCode=Category05
組み合わせ便器は、便器本体・タンク・便座の3点を別々に選べる仕組みです。
これが基本です。
一体型トイレやタンクレストイレと違い、故障時に便座だけを交換できるメンテナンス性の高さが魅力です。
カタログを見る際は、排水方式(床排水か壁排水か)、排水芯の寸法(200mmかリモデルか)、手洗いの有無を最初に確認してください。これらの条件が合わないと、どれだけ気に入った製品でも設置できません。
参考)トイレ・便器の商品一覧|創建リフォームのトイレリフォーム・便…
品番は便器側面の下側に貼られたラベルで確認できます。例えば「CS232B」が便器品番、「SH232BA」がタンク品番という形で表示されています。便器とタンクは必ずセットで品番を控えてください。
参考)TOTO「ピュアレストQR」の購入前に必見!後悔しないための…
現在使用中の便器の品番が分からない場合は、TOTOマークの位置を確認しましょう。組み合わせ便器の場合、TOTOマークは便器側面下側または便器上面にあります。品番ラベルが剥がれている場合でも、排水芯の寸法と手洗いの有無が分かれば、カタログから候補を絞り込めます。
品番を間違えて注文すると、タンクと便器が合わない事態になります。注文前に必ず販売店に品番を伝えて、組み合わせ可能か確認してください。
排水芯とは、壁から排水管の中心までの距離を指します。標準的な寸法は200mmですが、リフォーム用の「リモデル便器」は305mm~470mm程度まで対応しています。測定を誤ると便器が設置できないため、ここが最も重要なポイントです。
参考)排水心200mmの便器をリモデル便器に変更(またはその逆)す…
実測値と注文サイズが異なるケースがあります。例えば、排水芯200mmと思っていたら実測160mmだったという失敗例が報告されています。
これは避けたいところですね。
測定時は壁の仕上げ面(タイルやクロス)から排水管中心までを正確に測り、不安な場合は施工業者に確認を依頼してください。
排水芯が標準より大きい場合は、便器を手前に出して設置する方法もあります。ただし、トイレ空間が狭くなる点に注意が必要です。
参考)https://www.sunrefre.jp/wc/product/matching-drain.html
TOTO公式の「見つかるくん」
排水芯の測定方法と適合便器の検索ができる便利なツールです。
TOTOのウォシュレットは、ほとんどのTOTO便器に取り付け可能ですが、一部取り付けできない組み合わせがあります。公式サイトの「便器とウォシュレットの組み合わせ可否」ページで、便器品番と便座品番を入力すれば確認できます。
参考)https://jp.toto.com/products/toilet/washletretail/check/
便座を選ぶ際は、トイレ内の電源有無と消費電力も確認してください。ウォシュレットには電源が必要で、コンセントがない場合は電気工事が別途発生します。
これは必須です。
また、便座のサイズによっては、トイレ空間の寸法が足りない場合もあります。
組み合わせ便器の場合、便座だけを後から交換できる点がメリットです。最初は普通便座にして、後でウォシュレットに変更するという選択肢もあります。
最も売れているのは「ピュアレストQR」です。床排水200mm、手洗いなし仕様のCS232B+SH232BAセットが定番で、洗浄水量は大4.8L・小3.6Lと節水性能も高く、セフィオンテクト加工により汚れが付きにくい仕様となっています。
「ピュアレストEX」は、QRよりタンクが丸みを帯びたデザインで高級感があります。機能はQRとほぼ同等ですが、見た目重視の方に選ばれています。
価格はQRより若干高めです。
どちらもフチなし形状で掃除がしやすく、組み合わせる便座次第で一体型トイレに匹敵する機能性を実現できます。断水時でもバケツで水を流せる点が組み合わせ便器の利点です。
参考)https://search.kakaku.com/toto%20%E7%B5%84%E3%81%BF%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E4%BE%BF%E5%99%A8/
便器とタンクのセットで、定価180,070円の製品が実売60,200円程度から購入できます。ウォシュレット付きの組み合わせでは、117,401円(定価283,470円)程度が相場です。工事費込みの総額では、129,360円~が目安となります。
ピュアレストEXにアプリコットF3Aを組み合わせたハイグレードセットでは、本体99,376円+便座135,377円+基本工事費40,800円で、合計約27万円になります。つまり高機能便座を選ぶと総額が大きく変わるということですね。
見積もりを取る際は、既存トイレの撤去費用、床・壁の補修費用が含まれているか確認してください。これらが別途請求されると、予算オーバーになる可能性があります。
組み合わせ便器は、タンク内部品の劣化が避けられません。15年程度使用すると、排水弁やボールタップのダイヤフラムが劣化し、水漏れを起こすケースが報告されています。水が止まらない場合は、これらの部品交換が必要です。
タンクと便器の隙間、便座と便器の間には汚れが溜まりやすい構造です。タンクレストイレや一体型と比べて掃除面積が大きくなる点がデメリットですね。ただし、TOTOの「お掃除リフトアップ」機能付き便座を選べば、便座を持ち上げて便器との隙間を掃除できます。
部品交換は自分でもできますが、タンク内部の構造に不安がある場合は専門業者に依頼してください。純正部品を使えば、さらに10年以上使い続けられる可能性があります。
TOTO COM-ET 組み合わせ便器の品番特定ガイド
品番が分からない場合の調べ方と、補修部品の特定方法が詳しく解説されています。
リフォーム後に「思っていたより大きかった」という後悔を避けるため、現地の実測が欠かせません。便器の奥行き、タンク幅、便座を開けた時の高さを確認し、トイレ空間に余裕があるか確認してください。狭い空間では、タンク手洗いなしタイプを選ぶと圧迫感が減ります。
カタログ外商品も検討してみましょう。例えば「ウォシュレット一体形便器ZR」は、カタログに掲載されていないコストパフォーマンス重視の製品です。販売店に問い合わせると、カタログ掲載品より安い選択肢が見つかる場合があります。
停電時や断水時の使用を重視するなら、組み合わせ便器が有利です。タンクに水が溜まっているため、1~2回は通常通り使用できます。
災害対策も考慮した選び方が大切ですね。

ピュアレストQR(組み合わせ便器) 便器【CS232BP】 タンク【SH232BA】 一般地 壁排水 排水心120mmタイプ 手洗なし #NW1(ホワイト)