

無資格でコンセント交換しただけで罰金3万円です。
電気工事士の資格には第二種と第一種の2種類があり、それぞれ難易度と作業範囲が大きく異なります。第二種電気工事士は一般住宅や小規模店舗などの低圧電気工事(600V以下)を扱える資格で、偏差値は45~50程度です。一方、第一種電気工事士は高圧設備を含むより広範囲の電気工事が可能で、偏差値は50~55とやや高めに設定されています。
参考)第一種・第二種電気工事士の難易度・合格率を解説|生涯学習のユ…
合格率で見ると、第二種電気工事士の学科試験は55~65%、技能試験は70%前後を推移しています。
これは国家資格の中でも比較的高い水準です。
参考)第二種電気工事士の難易度・合格率|新電力ネット
第一種電気工事士になると合格率は35~50%程度に下がり、実務経験や応用力が求められる内容となります。電気主任技術者(三種)の合格率が8~15%であることを考えると、電気工事士は電気関連資格の中では挑戦しやすい部類といえますね。
参考)電気工事士の難易度は合格率と試験内容で比較|第一種・第二種・…
初心者がキャリアをスタートするなら、まず第二種電気工事士から取得するのが一般的な流れです。
参考)電気工事士とは?第一種・第二種の違い、合格率、試験の概要と対…
第二種電気工事士試験の過去12年間(平成23年~令和4年)の合格率平均は、筆記試験60.0%、技能試験71.4%となっています。令和7年度上期では学科試験57.71%、技能試験72.05%と、ほぼ例年通りの数字を記録しました。
参考)第二種電気工事士の12年間の筆記・実技別合格率の推移|勉強に…
合格率だけ見ると技能試験のほうが簡単そうに思えますが、実際は逆です。筆記試験は100点満点中60点が合格基準で、50問中20問まで不正解でも合格できるため、ある程度のミスが許容されます。しかし技能試験は制限時間が40分と短く、配線作業に不備があれば一発で不合格となる厳しさがあります。
両方の試験を一発で合格できる割合は約42%ほどです。つまり半数以上の受験者は、どちらかの試験で再挑戦が必要ということですね。
年度による合格率のバラつきは比較的少なく、試験の難易度は毎年ほぼ一定に保たれています。しっかりと対策すれば合格を目指せる資格です。
電気工事に関する知識がまったくない初学者が第二種電気工事士に合格するために必要な勉強時間は、おおよそ100~200時間程度とされています。この時間は学科試験と技能試験の両方を含んだ目安です。
参考)第二種電気工事士試験の勉強時間は?勉強法・学習期間の目安も紹…
毎日60分の勉強時間を確保できる場合、3~7ヶ月で必要な勉強時間を満たせます。平日1時間・土日にそれぞれ2時間の勉強を3ヶ月続けると、合計約120時間の学習時間となり、自信を持って試験に臨める水準に達します。
参考)第二種電気工事士の合格に必要な勉強時間はどれくらい?試験の難…
より早く合格を目指す場合は、平日120分・休日240分の集中学習で1.5~3ヶ月での合格も可能です。ただし無理なペースは継続が難しくなるため、自分のライフスタイルに合わせた計画が重要ですね。
学習内容は暗記問題が中心となるため、図解やイラストが豊富なテキストを選ぶと理解が早まります。技能試験対策には実際の工具を使った練習が不可欠で、候補問題13問すべてを繰り返し練習することが合格への近道です。
参考)【第二種電気工事士】技能試験の候補問題13問の数値化による難…
トイレのリフォームでコンセントを増設する際は、電気工事士の資格が法律上必須です。DIYでのコンセント交換や配線工事は、たとえ簡単な作業に見えても電気工事士法第3条に違反します。無資格での電気工事には「3万円以下の罰金または3ヶ月以下の懲役」が科せられる可能性があります。
罰則だけでなく、実際の危険性も深刻です。配線作業中に誤って電線に触れて感電したり、配線ミスやショートが原因で火災が発生するリスクがあります。トイレのような水回りでは感電の危険性がさらに高まりますね。
参考)トイレコンセントの増設にかかる費用相場と業者選びのポイントを…
有資格者は消費電力の計算や電源元の適切な選定ができるため、安全で効率的な工事が可能です。一軒家をリフォームする予定があるなら、第二種電気工事士の資格取得を検討する価値があります。資格があればスイッチやコンセントの交換、照明器具の取り付けなど、幅広いDIY作業が合法的に行えます。
無資格の場合は、必ず電気工事士の資格を持つ専門業者に依頼しましょう。
第二種電気工事士の学科試験は全50問・120分で実施され、1問2点配分の100点満点方式です。出題内容は大きく計算問題と暗記問題に分かれますが、約8割が暗記問題となっており、数学が苦手でも十分に合格可能です。
参考)https://www.sat-co.info/blog/2syudenkikouji200004/
出題分野の中で特に狙い目なのが「電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」です。この分野は器具や材料、工具の名称や使い方を答える問題で、すべて難易度が低く高頻度で出題されます。
つまり確実に点数を稼げる分野ですね。
参考)2025年出題頻度・難易度別!第2種電気工事士の筆記試験 -…
配線図問題では図記号の名称を答える問題は難易度が低いですが、配線図全体を見ながら考える必要がある問題はやや難易度が高くなります。ただし難易度の高い問題は出題頻度が低いため、基礎的な問題を確実に正解することが合格の鍵です。
技能試験では候補問題No.5(1Φ100V+1φ200V電源)が難易度第1位、No.1(照明器具3台+スイッチ3台)が第2位とされています。これらは工程数が多く作業時間がかかるため、重点的な練習が必要です。
過去問を繰り返し解くことで出題パターンに慣れ、効率的に得点力を高められます。
一般財団法人電気技術者試験センター - 第二種電気工事士試験の公式結果データ
ユーキャン - 第一種・第二種電気工事士の難易度と効率的な勉強法
アガルートアカデミー - 第二種電気工事士試験の勉強時間と学習期間の詳細ガイド
ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット 基本工具一式+P-958VVFストリッパー+候補問題全13問の解説動画付ハンドブック DK-28