組立図 書き方 と寸法と部品表とバルーン

組立図 書き方 と寸法と部品表とバルーン

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組立図 書き方 と寸法と部品表

組立図の目的と最短ルート
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目的は「組立できる」ではなく「迷わない」

組立図は全体像・代表寸法・部品の対応を示し、現場判断を減らすための図面です。

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寸法は「最外形」と「関係寸法」

全体組立図は代表寸法、サブユニットは組立状態の関係寸法を多めに書くのが基本です。

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部品表とバルーンで誤認を止める

バルーン番号と部品表の番号を一致させ、主要部品から採番すると読みやすくなります。

組立図 書き方 の目的と正面図と側面図


組立図(ASSY図)は、複数部品の組み合わせを「製品全体として」表す図面で、現場・検査・据付・保全が同じ絵を見て会話できる状態を作るのが役割です。
そのため基本の見せ方は、正面図・平面図・側面図の3方向を中心にして、必要に応じて断面図や補助投影図を追加し、干渉や隠れ部の理解を助けます。
「部品図で全部わかるから組立図は不要」と考えると、搬入やレイアウト、メンテスペース確認のような“全体で効く情報”が欠けて、後工程で手戻りが起きやすくなります。
現場で強い組立図にするためのチェック観点は次のとおりです。


  • 3方向(正面図・平面図・側面図)だけで、全体形状と向きが誤解なく伝わるか。

    参考)https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/machine_design/md06/c1501.html

  • 隠れて重要な箇所(締結、治具干渉、通路、配線・配管の逃げ)があるなら、断面図を追加して「見える化」できているか。​
  • “組立順序が絡む向き”があるなら、注記で迷いを潰せているか(例:左右の基準、上流側など)。

    参考)組立図の書き方

組立図 書き方 の寸法と最外形

全体組立図の寸法記入の目的は、装置の代表寸法を示して概略寸法を理解し、搬入時のチェックやレイアウト情報に使えるようにすることです。
つまり、部品加工のための寸法を網羅するより「外形・最大・据付で困る寸法」を優先し、現場がメジャーで当てる場所が想像できる寸法の置き方に寄せます。
また開閉ドアなど可動部がある場合は、開口状態での全幅寸法も書いてメンテナンススペース確保に使える図面にするのが望ましいです。
寸法で迷いを減らす実務ルール(使えるものから採用)

  • 外形は「最大外形」を基本にし、据付・搬入に効く全長/全幅/全高を優先する。​
  • カバーが離れて自立するなど「最大寸法」と「カバー内の装置最大寸法」がズレる場合は、図面を分ける/注記で区別して、空間がどれくらい必要かを読み取れるようにする。​
  • 寸法は“必要な作業位置に近い場所”に置き、読む側が探さなくて済むようにする。

    参考)図面作成時の寸法表記の基本的なルール

  • 公差は「一般公差」と「特定公差」を意識して書き分け、必要箇所にだけ厳しい要求を置く(注記欄または寸法値の横に記入)。​

組立図 書き方 の部品表とバルーン

組立図では、各部品に引出線を作り、先にバルーン(照合番号)を付けて部品を特定できるようにし、番号は主要部品から振るのが基本です。
さらに表題欄や部品表(BOM)には、部品番号・部品名称・材質・数量・質量などを記入し、バルーン番号と部品番号を一致させて「絵」と「一覧」を1対1でリンクさせます。
この対応関係が崩れると、部品の取り違え・数量ミス・手配ミスが連鎖するので、改版時ほど“番号整合の点検”が効きます。
部品表とバルーンで、現場のミスを減らすコツ

部品表・バルーンの参考(部品欄とバルーンの役割・項目例がわかる)
FreeCAD 組立図|部品欄・バルーン・組立指示の作成

組立図 書き方 のサブユニットと関係寸法

サブユニット組立図では、組立状態の関係寸法をできるだけ多く記載するのが好ましい、とされています。
理由は単純で、サブユニット組立図の寸法指示値があると、サブユニットから部品図を作成した後に「部品図寸法の照査」を効率的に行えるためです。
全体組立図が“代表寸法中心”なのに対して、サブユニットは「積み上げ寸法」「取付基準からの距離」「機能上の基準面」など、ズレると不具合になる関係を強めに見せるのが実務で効きます。
サブユニットで入れておくと揉めにくい寸法・注記(例)

  • 基準面A(基準線)からの取付位置、芯々、逃げ量など“組立で合わせる寸法”。

    参考)組立図とは?書き方・作成ツールを紹介

  • 工程で分かれるところ(先に組むサブユニット、後で合体するユニット)ごとに、測定しやすい並列・平行寸法で入れる。​
  • 方向指示(R/L、上下流、表裏)を、作業者の視点で誤解が起きない言葉にして注記する。​

組立図 書き方 の独自視点:出図前チェック

組立図は「正しい」だけでは足りず、出図後に関わる人(組立・検査・搬入・保全)が“それぞれ何を読み取りたいか”を想像して寸法やコメントを入れると品質が上がる、という現場目線の指摘があります。
この考え方をさらに一歩進めて、出図前に“誤解が起きたときのコストが高い順”に潰すチェックリストを持つと、設計変更や改版でもブレにくくなります。
特に、開口状態の外形やメンテスペースのように「据付現場で初めて発覚しやすい」項目を先に点検するだけで、クレーム予防として強いです。
出図前チェック(短時間で効く順)

  • 📏 最外形:閉状態/開口状態の最大寸法が読み取れるか(ドア・カバー含む)。​
  • 🧩 対応関係:バルーン番号と部品表の番号が一致し、主要部品から採番されているか。​
  • 🔍 見えない重要部:締結・干渉・クリアランスが必要な箇所に断面図があるか。​
  • 📝 注記:左右・向き・基準が誤解なく書かれているか(“誰の視点か”が明確か)。​
  • 🧾 寸法の粒度:全体組立図が代表寸法中心になっていて、加工寸法の網羅に寄りすぎていないか。​

規格の位置づけ(機械製図・部品図/組立図の規定があることがわかる)
JIS B 0001:2019 機械製図




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