

sus fb 規格 表で最初に見るべきは、寸法の表記ルールです。多くのフラットバーは「厚さ×幅×長さ」で管理され、例としてアラヤの寸法表でも「サイズ 厚さ×幅」と「長さ」「kg/P」が同じ表に並びます。
この並びに慣れていないと、幅と厚さを逆に発注してしまい、現場で「穴が取れない」「溶接の脚長が不足する」などの戻りが起きます。特にフラットバーは“板から切ったもの”の感覚で幅側を先に見がちですが、規格表の「厚さ×幅」表記に合わせて、図面の呼び方も統一しておくと事故が減ります。
また、規格 表は「在庫・製造範囲」を示す性格が強く、寸法が書かれていても、仕上げや製造方法(熱間圧延、冷間圧延、スリットホット、セミホット)で同寸法でも手配可否が変わります。アラヤの製品説明では、HOTは酸洗後のつや消し(酸洗肌、No.1)になり、COLDはなめらかな光沢が出ることが整理されています。
参考)https://www.susdaiwa.co.jp/product/stainless/sf/sf6.html
建築従事者の視点では、意匠が絡む手摺や露出部材は「仕上げまで含めた規格表の行を読む」ことが重要で、寸法だけ合わせても見た目・清掃性・傷の目立ち方が変わります。
sus fb 規格 表は「寸法そのもの」だけでなく、許容差をセットで見ないと施工精度が崩れます。アラヤの資料には、コールドフラットバーの寸法許容差(厚さ/幅ごとの0/マイナス公差の例)と、熱間圧延フラットバーの寸法許容差(厚さは±、幅も±で区分)が具体表で掲載されています。
ここで効いてくるのが、COLDが「片側(0/-)寄り」の管理になりやすいのに対し、HOTは「±」の揺れ方で管理される区分が見える点です(表の設計思想の違いとして把握すると、加工側の作戦が立てやすい)。
現場での事故パターンは、ボルト穴・スリット位置・溶接前の仮組治具を「名目寸法」で作ってしまうことです。たとえば幅の許容差が出ると、端距離やケガキ基準がズレ、穴あけ治具を使うほどやり直しが連鎖します。
対策としては、(1) フラットバーの基準面(どちらの側面・端面を原点にするか)を先に決める、(2) 現物測定してから穴加工へ進める、(3) 許容差が厳しい部位は「機械加工・切削前提」に切り替える、の3つを工程計画に入れるのが実務的です。
意外と知られていない実務ポイントとして、規格表の許容差は「素材そのものの寸法精度」であり、加工(曲げ、溶接、研磨など)で変化した製品は適用外になる注意書きが入っていることがあります。アラヤの許容差表でも、加工などで形状が変化した製品は適用対象外と明記されています。
つまり「規格 表の公差=製品保証の公差」ではないので、発注側は“どこまで素材の保証で、どこから加工保証なのか”を図面注記や仕様で分けておくのが安全です。
sus fb 規格 表では、重量が「kg/P(1本当たり)」として併記されるケースが多く、アラヤの寸法表にもkg/Pが並んでいます。
重量を押さえると、材料費だけでなく、搬入・揚重・取り回しの段取り(人員、台車、吊り具)や、溶接定盤での反転作業まで読みやすくなります。
重量の概算は、メーカーが提示する算式(kg/m)を使うと早いです。モリ工業のページでは、長さ1m当りの質量の算式として、SUS304が「0.00793×厚さ(mm)×幅(mm)」、SUS316・316Lが「0.00798×厚さ(mm)×幅(mm)」と示されています。
この式を使うと、規格表にない長さ(例えば現場で切り分ける短尺)でも重量見積ができ、見積書・搬入計画・数量拾いの整合が取りやすくなります。
さらに実務では、kg/Pが同じ寸法でも、製造方法や仕上げで「表面状態(酸洗、研磨)」「エッジの状態(コバの仕上げ)」が変わり、加工工数が変動します。アラヤはCOLDの特徴として寸法精度や表面のなめらかさ、HOTの特徴としてつや消しの酸洗肌を説明しており、重量と合わせて“加工しやすさ/意匠リスク”まで一緒に見積に入れる判断ができます。
sus fb 規格 表は、同じ寸法でも「仕上」で使いどころが変わるのが要点です。アラヤの説明では、熱間圧延品(HOT)は酸洗処理後で光沢がなく銀白色のつや消しになり、酸洗肌・No.1とも表現されるとされています。
一方、冷間圧延品(COLD)は常温で圧延または引抜を行い、軽いバフ仕上げでなめらかな光沢があり、HL研磨や#400研磨のラインナップもあると説明されています。
建築の露出部材で問題になりやすいのは「手で触る頻度」「清掃性」「傷の見え方」です。アラヤはCOLDが洗浄性と寸法精度が高く、食品・飲料・薬品・半導体ラインの部材や、商業施設・駅舎の手摺など見た目重視の用途に適すると整理しています。
逆に、意匠よりも厚肉・広幅・構造用途を優先するなら、熱間圧延品が広範な用途に使われるという位置づけが参考になります。
また、独自視点として押さえたいのが「仕上の違いが、検査のやり方まで変える」点です。HLや#400のように目方向が出る仕上げでは、キズ検査は角度や照明条件で見え方が変わり、現場検査の“見落とし/過検出”のブレが起きがちです(同じ部材でも、受入検査の環境を決めないと揉めやすい)。
規格 表を読む段階で、仕上げを決めるだけでなく「どの照明・どの距離で外観判定するか」を社内基準化すると、手戻りが減ります。
sus fb 規格 表を“ただの寸法表”として扱うと、発注は通っても現場で詰まります。アラヤの寸法表には、同一寸法でもコールド、HL、#400、スリットホット、セミホット、熱間圧延といった選択肢が同じ表の列で並び、製造方法・仕上の違いが前提になっています。
この構造は、見積・購買・製作・検査で「同じ呼び名でも別物」が混ざりやすい、というリスクのサインでもあります。
そこで実務に効く手順を、規格表ベースで固定します。
✅ 発注前チェック(図面→規格表)
✅ 加工前チェック(受入→工程)
✅ 仕上・外観の揉めを防ぐ(独自視点の実装)
参考:製造方法(HOT/COLD)や仕上の定義、用途の考え方、寸法表(kg/P含む)がまとまっている
https://www.araya.co.jp/products/flatbar/
参考:フラットバーの重量算式(kg/m)が明記されており、拾い・見積の根拠に使える
https://www.mory.co.jp/product/stainless/steelbars/09.html