

建築現場で「充電式ブロワ」を評価する最大の理由は、コード取り回しの事故リスクと、移動のロスを減らせる点です。
特に改修・仕上げのタイミングでは、掃き掃除だと舞い上がる粉を“狙って移動”させたい場面があり、サッシ溝・巾木際・鉄骨のフランジ溝などはブロワが作業を短縮します。
一方で、充電式は「風量(=実作業の押し出し力)」と「連続運転」のどちらか、または両方が制限になりやすいので、評価は“用途に合っているか”で分かれます。
現場で起きがちな注意点(充電式あるある)
アイリスオーヤマの充電式ブロワ(例:JB181)は、最大風速が約16.1m/sで、比較検証の平均(22.6m/s)より弱めという結果が出ています。
この数字だけで「弱い」と切り捨てるのは早く、建築の清掃は“面積”より“狙い撃ち”が多いため、軽量+ノズルの長さで当てたいポイントに風を届かせられるかが評価軸になります。
同時に、強風が必要な「湿った落ち葉」「重い砂」「濡れた切粉」では、押し切れず時間が伸びやすく、現場の評価が割れます。
作業別:向く・向かない(建築従事者目線)
ブロワは構造上、モーターや送風で音が出やすく、性能を上げるほど騒音が課題になりやすい機械です。
JB181の検証では騒音レベルが69.3dBという測定があり、屋内にいる人も気になり得るため、場所・時間帯の配慮が推奨されています。
建築現場では、騒音クレームは“工具の評価”を一気に下げるため、弱風運用(舞い上げ抑制)や、吹き飛ばし先を限定して短時間で終わらせる段取りが実務的です。
騒音で評価を落とさないコツ
騒音対策の考え方(一般論)を押さえたい場合:ブロワの騒音が大きくなる理由、対策ポイント(周波数分析・振動対策など)の参考
https://teccell.co.jp/saint/column/blower-noise/
ブロワの評価は「風量」だけでなく、「必要な時に必要なだけ回るか」で決まります。
JB181の検証では、最大出力で満充電から約16分しか稼働し続けられなかったという結果があり、長時間の連続清掃には不向きとされています。
ただし“ずっと回し続ける工具”ではなく、「散らかす前に短時間で整える」「最終清掃で短時間使う」などの使い方に寄せると、評価が上がりやすいタイプです。
建築従事者の運用テンプレ(バッテリーで失敗しない)
検索上位のレビューは「軽い/パワーが物足りない/電池が短い」といった評価に寄りがちですが、建築現場で効くのは“当て方の設計”です。
同じ風量でも、ノズル先端を対象に近づけすぎると局所的に乱流が起きて粉じんが舞いやすくなり、逆に距離を取りつつ角度を寝かせると「床面に沿って寄せる」風になりやすいので、清掃品質(=評価)に差が出ます。
JB181はノズルが長めという特徴があり、しゃがみ込みを減らしつつ角度を作れるため、粉じんを“遠くへ飛ばす”より“動線から外す”運用に寄せると満足度を取りやすいです。
現場で使える当て方(粉じん抑制)