

現場で「エポキシ希釈剤」と呼ばれるものは、大きく分けて(1)塗料や道具洗浄に使うエポキシシンナー(溶剤系)と、(2)樹脂設計の一部として配合される反応性希釈剤の2系統があります。エポキシ樹脂反応性希釈剤は、硬化反応の結果として樹脂ネットワークに取り込まれる前提で設計され、単なる揮発溶剤とは発想が違うのがポイントです。
一方、非反応性希釈剤(溶剤・可塑剤の類)は、硬化時に樹脂ネットワークに取り込まれず、粘度低下や流動性確保に寄与する一方、最終物性に影響し得ます。
「とりあえずシンナーで伸ばす」は短期の塗りやすさに効く反面、仕様の性能(耐久性・付着・耐薬品など)を満たせなくなるリスクがあるため、まず“それは反応性の希釈剤なのか、溶剤希釈なのか”を言葉で分けて考えるのが安全です。
エポキシシンナーは「エポキシ塗料の希釈・洗浄」を目的にしたもので、溶解力が高いタイプとして整理されます。
また、製品やシリーズに紐づく「専用シンナー」が設計されているケースでは、専用以外で希釈すると分離・凝集などの不具合が起きる可能性があるため、代用は避けるべきだと解説されています。
実務では、次の順で迷いを潰すと事故が減ります。
希釈率は「塗りやすさ」を作る数値ではなく、メーカーが性能を成立させるための条件の一つです。規定より薄めると耐久性が悪化し得ることが、希釈率の解説記事でも強調されています。
また、希釈は施工方法で適切値が変動するため、現場判断で増やすより、先にローラー目・コテ伸び・スプレー吐出など“道具側”で整える方が安全です。
どうしても希釈が必要な場面(低温で粘い、吸い込みが強い、吐出が詰まる等)では、次を守ると手戻りが減ります。
エポキシでは、養生時の結露が表面の硬化不良や白化(アミンブラッシング)につながる恐れがある、と施工上の留意点資料で説明されています。
さらに、アミンブラッシングは、塗膜表面に遊離したアミンが水分を捕捉し、空気中のCO2と反応してアミン炭酸塩を形成する、というメカニズムが特許文献内で述べられています。
ここで“意外に効く現場の観点”は、希釈剤そのものより「露点管理」と「換気・除湿」の優先順位です。
エポキシ樹脂の硬化剤等の取り扱いでは、局所排気装置を設けて有効に稼働させることなど、健康障害防止の観点が行政資料で示されています。
また、エポキシ系塗料の安全施工方法の技術資料でも、有機溶剤中毒予防規則に準ずると換気装置が必要となる旨や、保護具(有機ガス用防毒マスク等)に触れています。
廃棄については、廃塗料は廃棄物処理法に基づいて適切に処理・管理が必要で、溶剤の引火点など条件により「引火性廃油(特別管理産業廃棄物)」が絡む可能性があると解説されています。
廃棄・片付けで差が出る実務ポイントです。
換気・局排・保護具の根拠(行政)
エポキシ樹脂の硬化剤による健康障害の防止(局所排気・作業方法の留意点)

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