エポキシ希釈剤とエポキシ樹脂とシンナー

エポキシ希釈剤とエポキシ樹脂とシンナー

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エポキシ希釈剤と

エポキシ希釈剤の要点
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希釈剤とシンナーを混同しない

「反応性希釈剤」と「非反応性(溶剤)希釈」は目的も影響も違います。性能を守るなら設計意図に沿って選定します。

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希釈率は“作業性”より優先順位が低い

希釈しすぎは塗膜性能や耐久性を落としやすい。仕様書の希釈率を上限として、道具・温度・手順で先に解決します。

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換気・保護具・廃棄までが施工

局所排気や有機ガス用防毒マスク、SDS確認、廃棄区分の把握まで含めて「安全施工」です。

エポキシ希釈剤とシンナーの違い


現場で「エポキシ希釈剤」と呼ばれるものは、大きく分けて(1)塗料や道具洗浄に使うエポキシシンナー(溶剤系)と、(2)樹脂設計の一部として配合される反応性希釈剤の2系統があります。エポキシ樹脂反応性希釈剤は、硬化反応の結果として樹脂ネットワークに取り込まれる前提で設計され、単なる揮発溶剤とは発想が違うのがポイントです。
一方、非反応性希釈剤(溶剤・可塑剤の類)は、硬化時に樹脂ネットワークに取り込まれず、粘度低下や流動性確保に寄与する一方、最終物性に影響し得ます。
「とりあえずシンナーで伸ばす」は短期の塗りやすさに効く反面、仕様の性能(耐久性・付着・耐薬品など)を満たせなくなるリスクがあるため、まず“それは反応性の希釈剤なのか、溶剤希釈なのか”を言葉で分けて考えるのが安全です。

エポキシ希釈剤と専用シンナー選定

エポキシシンナーは「エポキシ塗料の希釈・洗浄」を目的にしたもので、溶解力が高いタイプとして整理されます。
また、製品やシリーズに紐づく「専用シンナー」が設計されているケースでは、専用以外で希釈すると分離・凝集などの不具合が起きる可能性があるため、代用は避けるべきだと解説されています。
実務では、次の順で迷いを潰すと事故が減ります。


  • 缶・仕様書の「使用シンナー名」を最優先(“エポキシ用”でも銘柄違いは別物)。
  • 目的を切り分け:塗料の希釈なのか、工具洗浄なのか(洗浄用だけ指定される仕様もあります)。
  • SDSの溶剤組成・危険有害性・換気要件を確認し、現場の環境(閉所・冬期)に合わせて段取りを変える。

エポキシ希釈剤と希釈率注意点

希釈率は「塗りやすさ」を作る数値ではなく、メーカーが性能を成立させるための条件の一つです。規定より薄めると耐久性が悪化し得ることが、希釈率の解説記事でも強調されています。
また、希釈は施工方法で適切値が変動するため、現場判断で増やすより、先にローラー目・コテ伸び・スプレー吐出など“道具側”で整える方が安全です。
どうしても希釈が必要な場面(低温で粘い、吸い込みが強い、吐出が詰まる等)では、次を守ると手戻りが減ります。


  • 希釈は少量ずつ(例:全量に一気に入れず、計量して段階投入)。
  • 混合不良を疑う:硬化剤不足や撹拌不良は硬化不良に直結する、という現場Q&Aでも指摘があります。
  • 希釈しすぎの“取り返しのつかなさ”を意識:後から濃く戻せないので、先に試し塗り面で確認する。

エポキシ希釈剤と白化硬化不良対策

エポキシでは、養生時の結露が表面の硬化不良や白化(アミンブラッシング)につながる恐れがある、と施工上の留意点資料で説明されています。
さらに、アミンブラッシングは、塗膜表面に遊離したアミンが水分を捕捉し、空気中のCO2と反応してアミン炭酸塩を形成する、というメカニズムが特許文献内で述べられています。
ここで“意外に効く現場の観点”は、希釈剤そのものより「露点管理」と「換気・除湿」の優先順位です。


  • 冬期・雨天・夜間は、被塗面温度と露点の差が小さくなりやすいので、塗布前後の結露リスクを最優先で潰す(換気・除湿・送風)。
  • 白化が出た場合、塗り重ね前の処理として「専用シンナーで表層を拭き取る」手直し方法が技術資料に示されています(美観要求が高い場合の例)。
  • 樹脂の相性問題もある:エポキシ上に別系統樹脂を直接塗ると界面で硬化不良を起こす危険がある、という解説もあるため、工程間の材料相性は仕様で固定する。

エポキシ希釈剤と換気廃棄安全

エポキシ樹脂の硬化剤等の取り扱いでは、局所排気装置を設けて有効に稼働させることなど、健康障害防止の観点が行政資料で示されています。
また、エポキシ系塗料の安全施工方法の技術資料でも、有機溶剤中毒予防規則に準ずると換気装置が必要となる旨や、保護具(有機ガス用防毒マスク等)に触れています。
廃棄については、廃塗料は廃棄物処理法に基づいて適切に処理・管理が必要で、溶剤の引火点など条件により「引火性廃油(特別管理産業廃棄物)」が絡む可能性があると解説されています。
廃棄・片付けで差が出る実務ポイントです。


  • 使い切りを段取りで作る:余りを出すほど、保管・再利用・廃棄のリスクが増える(特に溶剤系は管理が重い)。
  • 清掃で溶剤を“できる限り使わせない”という考え方が行政資料にあるため、拭き取り・回収方法を事前に決める。
  • SDSの「廃棄上の注意」を読み、産廃業者の許可と品目を確認して処理する(口頭確認ではなく許可証確認が重要だという解説もあります)。

換気・局排・保護具の根拠(行政)
エポキシ樹脂の硬化剤による健康障害の防止(局所排気・作業方法の留意点)




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