シリコン樹脂塗料 日本ペイント ファインSi 外壁 屋根

シリコン樹脂塗料 日本ペイント ファインSi 外壁 屋根

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シリコン樹脂塗料 日本ペイント

この記事で押さえるポイント
シリコン樹脂塗料の立ち位置

外壁改修で最も採用が多い理由と、溶剤形・水性の使い分けを整理します。

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日本ペイントの代表製品の見方

ファインSiなど「どの下地に、どんな工程で」提案できるかを仕様情報から読み解きます。

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現場で事故りやすい盲点

ポットライフ、乾燥、塗り重ね、臭気・周辺配慮など“施工管理で効く”チェック項目を深掘りします。

シリコン樹脂塗料 日本ペイントの基礎:外壁で多い理由と水性/溶剤の考え方


シリコン樹脂塗料(シリコーン樹脂塗料)は、外壁の塗り替えで「最も多く使われるタイプ」と整理されることが多く、価格と耐候性のバランスを取りやすいのが強みです。
日本ペイントの用語解説でも、代表例として溶剤形(ファインシリコンフレッシュ、ファインSi、1液ファインシリコンセラUV)と、水性(オーデフレッシュSi100Ⅲ、水性ファインSi)に分けて挙げられています。
現場の選定では、まず「臭気・近隣配慮」「可使時間(混合後の持ち)」「旧塗膜・下地の幅広さ」の3点を、施主条件と工期条件に当てはめるのが合理的です。


参考)ファインSi|日本ペイント株式会社

とくに戸建て密集地や稼働中施設では、仕様書上の性能だけでなく“実際に苦情が出にくい運用”が採用を左右します。

また、シリコンは“万能”ではなく、下塗り(シーラー/プライマー/フィラー)や旧塗膜の状態で結果が分かれます。


参考)シリコン(シリコーン)樹脂塗料

ここを曖昧にしたまま上塗り銘柄だけで提案すると、密着不良・早期の艶引け・ムラなど、見た目のクレームに直結しやすいので注意が必要です。

シリコン樹脂塗料 日本ペイント ファインSi:弱溶剤2液の「守備範囲」の読み解き

ファインSiは「いろいろな下地・主材の上に塗装できるオールラウンドな弱溶剤シリコン系塗料」と位置付けられており、改修現場で“迷ったときの候補”になりやすい設計です。
製品特長として、高耐候性(JIS A6909の上塗材・耐候形1種相当)や、かぶり(隠蔽性)と塗りやすさを明確に打ち出しています。
下地適用の情報が非常に広く、モルタル・コンクリート・ALC・サイディングだけでなく、鉄部、アルミ、溶融亜鉛めっきステンレス、硬質塩ビ、FRPなども素材として列挙されています。

この“素材欄の広さ”は、部分的に異素材が混在しがちな改修(笠木・手摺・庇・配管カバーなど)で工程の組み立てをシンプルにできる可能性があり、段取り面で価値が出ます。

さらに、弾性仕様として「防水形複層塗材E・REの上塗材としても対応」と明記されています。

外壁のひび割れ追従性が絡む仕様(可とう形改修塗材や複層塗材の改修)では、“上塗りが何でもいい”にはならないため、ここを押さえておくと設計者・元請けとの会話が速くなります。

弱溶剤系で「臭気がマイルド」とされ、鉛などの重金属やホルムアルデヒド等を配合していない点も記載があります。

この手の表記は、学校・病院・店舗など「工事中も利用が続く」案件で、説明材料として効きます。

シリコン樹脂塗料 日本ペイントの施工条件:ポットライフ・乾燥・希釈で失敗を潰す

ファインSiは2液形で、ポットライフ(可使時間)が23℃で6時間と示されています。
気温が高い日や、日なたで材料が温まった状態では体感的に短く感じることがあるため、現場では「混合は小分け」「ローラー班と吹付班で混合タイミングをずらす」など運用で吸収します。
希釈率は、はけ/ウールローラーで0~5%、エアレススプレーで0~10%が目安として整理されています。

“規定希釈を守る”のは当然ですが、より重要なのは、同一面で希釈率・吐出量・ローラー含みを揃えて、艶ムラや色ムラの再現性を上げることです。

乾燥時間も具体的に出ており、23℃で指触乾燥1時間、塗り重ね乾燥3時間以上が目安とされています。

冬季や日陰面、湿度条件では延びる前提で、工程間隔を“カレンダー”ではなく“実乾燥”で管理しないと、早期の密着不良や、ローラー目の締まり不足が起こりやすくなります。

使用量の目安として0.12~0.14kg/㎡/回、1缶当たりの塗り面積(m²/回/缶)も示されています。

数量積算や材料手配だけでなく、実は「塗り過ぎ/塗り不足」を早期に検知できる管理指標にもなるので、施工写真と合わせて日報で押さえると品質説明が強くなります。

シリコン樹脂塗料 日本ペイントの提案:外壁・鉄部・FRPを同一思想でまとめる

改修では「外壁は水性、鉄部は溶剤、付帯は別メーカー」と分断しがちですが、現場の負担は“材料の種類”で増えます。
ファインSiのように対応素材が広い上塗りを軸にすると、下塗りを素材ごとに最適化しつつ、上塗りの管理(艶、色、希釈、乾燥)を一本化しやすくなります。
適用下塗りとして、ハイポンファインプライマーⅡ、パーフェクトサーフ、パーフェクトプライマー、パーフェクトフィラー、ファイン浸透シーラーなど複数が列挙されています。

ここから読み取れるのは「上塗りの銘柄よりも、下地別の下塗り選定が品質を支配する」という設計思想で、提案書も“上塗りの宣伝”より“下塗りの理由”に文字数を使うと刺さりやすいです。

また、用途の適否(戸建住宅・マンション・教育施設/病院・工場/倉庫・鋼構造物など)も提示されているため、施主の業態によって“説明の切り口”を変えられます。

例えば病院・学校では臭気や安全衛生、工場では復旧スピードや工程短縮、戸建てでは艶と低汚染性など、同じ塗料でも評価軸が異なります。

シリコン樹脂塗料 日本ペイントの独自視点:SDSの「入手経路」を先に設計すると現場が止まらない

見落とされがちですが、日本ペイントの製品ページにはSDS(安全データシート)について「塗料を購入または購入予定の塗料販売店からお客様へお渡し」「施工を依頼した場合は施工会社等を通じて請求」といった入手経路が明記されています。
この“経路の設計”を着工前に決めておかないと、元請けの安全書類提出、施設側の化学物質管理、近隣説明などで追加資料を求められた瞬間に、現場が止まることがあります。
職長・現場代理人としては、材料選定の段階で「SDSがいつ、誰から、誰に渡るか」を工程表の外側で管理しておくと、段取り力として評価されやすいです。

さらに、塗料缶の搬入後ではなく“採用決定時点”でSDSの手配ルートを固めておけば、仕様変更や色変更が出た場合でも、差し替え対応がスムーズです。

特に稼働中施設(病院、学校、店舗、宿泊施設など)では、塗装品質そのものより「提出物が揃うか」「説明責任を果たせるか」が信用の分水嶺になります。

シリコン樹脂塗料は採用が多い分、差別化は“艶が良い”ではなく“運用まで含めて安心”で作ると強い提案になります。

製品仕様(乾燥、希釈、使用量)と、書類運用(SDS)をセットで押さえることで、「塗れる」から「事故なく納まる」へ一段上がった現場管理が可能になります。

参考:シリコン樹脂塗料の定義と、代表的な溶剤形・水性製品の整理(基礎知識)
シリコン(シリコーン)樹脂塗料
参考:ファインSiの下地適用、希釈率、乾燥時間、ポットライフ、下塗り候補、SDS案内(仕様検討・施工管理)
ファインSi|日本ペイント株式会社




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