トイレ人気メーカーランキング!選び方と機能徹底比較

トイレ人気メーカーランキング!選び方と機能徹底比較

記事内に広告を含む場合があります。

トイレ人気メーカーランキング

安いメーカーを選ぶと修理費が3倍かかる


この記事で分かる3つのポイント

📊

国内シェア率TOP3メーカー


TOTO・LIXIL・パナソニックがシェア率で上位を独占。プロが選ぶ理由と各社の強みを解説

💡

清掃性・節水性・価格の比較


メーカーごとの独自技術と機能差。あなたの優先度に合わせた選び方が分かる

⚠️

失敗しないための注意点


水圧不足、排水方式の不一致、予算オーバーなど、よくある落とし穴と対策を紹介


トイレメーカーシェア率TOP3の顔ぶれ

トイレリフォームで最も信頼されているメーカーは、国内シェア率で明確に分かれています。プロの施工業者84名に聞いた調査では、TOTOが圧倒的な得票差で1位に選ばれました。


国内シェア率の順位は、1位がTOTO、2位がLIXIL(リクシル)、3位がPanasonic(パナソニック)です。TOTOのシェア率は約60%で国内No.1の座を維持しており、ウォシュレットを開発したパイオニアとして清潔性・快適性・デザイン性すべてに優れた製品を展開しています。


LIXILはシェア率約30%で2位につけており、コストパフォーマンスとデザイン性に優れたモデルが豊富です。住宅向けラインアップが充実しているため、リフォーム市場で根強い人気を誇ります。


パナソニックはシェア率8~10%で3位となっています。家電メーカーならではの独自機能と、ランニングコストの削減を両立させた製品が特徴的です。つまり上位3社で国内シェアの大部分を占めているということですね。


世界市場で見ると順位が変わり、1位は米国のコーラー(18.90%)、2位がLIXIL(13.59%)、3位がTOTO(10.61%)となっています。日本企業2社が世界でも上位にランクインしているのは意外ですね。


トイレメーカー清掃性能の徹底比較

清掃性能はトイレ選びの最重要ポイントで、各メーカーが独自技術を競い合っています。毎日使う場所だからこそ、掃除の手間を減らす工夫が施されているかどうかで満足度が大きく変わります。


参考)トイレの人気・売れ筋ランキングTOP10


TOTOの清掃技術は「セフィオンテクト」「きれい除菌水」「プレミスト」の3つが柱です。セフィオンテクトは陶器表面をナノレベルでツルツルに仕上げる技術で、汚れが付きにくく落としやすい特徴があります。きれい除菌水は次亜塩素酸を含む除菌水で便器を自動洗浄し、プレミストは使用前に便器内に水のミストを吹きかけて汚れの付着を防ぎます。


LIXILは「アクアセラミック」という独自の陶器素材を採用しており、水アカや汚物が固着しにくい性質を持っています。100年経っても輝き続けると謳われるほど耐久性が高く、ブラシでサッと擦るだけで汚れが落ちます。


アクアセラミックが基本です。
パナソニックは「激落ちバブル」「トリプル汚れガード」「スゴピカ素材」の3つで清掃性を確保しています。激落ちバブルは洗剤の泡で便器内を自動洗浄するシステムで、トリプル汚れガードはフチなし形状と撥水加工で汚れが溜まりにくい構造になっています。スゴピカ素材は有機ガラス系の新素材で、陶器より汚れに強く傷がつきにくい特性があります。


参考)【2025年最新】トイレリフォームのおすすめメーカー比較7選…


清掃性を重視するなら、フチなし形状と自動洗浄機能の有無をチェックしましょう。どのメーカーも上位モデルにはこれらの機能が搭載されていますが、予算を抑えたい場合は清掃性だけに絞って機種を比較すると選びやすくなります。


参考)トイレの交換費用はどこが安い?格安・激安のリフォーム事例・業…


トイレメーカー節水性能とランニングコスト

節水性能は水道代に直結するため、長期的なコストを左右します。最新のトイレは従来型と比べて年間約2万円のランニングコストを削減できるケースもあり、初期費用が高くても数年で元が取れる計算になります。


参考)トイレ交換を安くする秘訣!教えます


TOTOのネオレストは大5L・小3.8Lの洗浄水量で、1日あたり約65.6Lの水を使用します。従来型のピュアレストQR(大6L・小5L)と比べると、1日で約18.4Lの節水になり、年間で約4,400円の水道代削減につながります。


参考)トイレを節水で比較!最新の節水おすすめトイレ


LIXILのサティスGは床排水タイプでeco5モード使用時に大5L・小3.8Lとなり、1日の洗浄水量は約65.6Lです。従来型のアメージュM(大8L・小6L)と比較すると、1日で約38.4L節水でき、年間で約3,400円お得になります。


パナソニックのアラウーノL150は大4.8L・小3.6Lで、1日の洗浄水量は約62.4Lです。従来型(大6L・小5L)と比べて1日で約21.6L節水でき、年間で約5,200円の削減効果があります。


3社の中で最も節水性能が高いですね。
ただし、節水トイレには注意点もあります。節水効果を優先しすぎると洗浄力が弱まり、詰まりやすくなるケースが報告されています。業者からは「節水トイレは詰まりやすいわけではない」との説明がありますが、実際にトラブルが発生している事例もあるため、節水と洗浄力のバランスが取れた機種を選ぶことが重要です。


節水性能を確認する際は、カタログの洗浄水量だけでなく、実際の使用者レビューや施工業者の意見も参考にしましょう。年間削減額を計算してから機種を決めると、後悔しにくくなります。


トイレメーカー価格帯とコストパフォーマンス

トイレの価格帯はメーカーとグレードによって大きく異なり、本体価格だけでなく工事費込みの総額で比較することが大切です。一般的なトイレ交換の総額は、便器本体+工事費で10万円~40万円の範囲に収まるケースが多くなっています。


参考)トイレリフォームの失敗事例7選と成功のコツ|後悔しないための…


TOTOの価格帯は、エントリーモデルのピュアレストシリーズが本体10万円前後、ミドルクラスのGGシリーズが15万円~20万円、最上位のネオレストシリーズが25万円~40万円となっています。高品質・高耐久でプロからの信頼が厚い分、価格はやや高めに設定されています。


参考)【2026年版】トイレ・便器メーカーおすすめ人気ランキング|…


LIXILはコストパフォーマンスに優れており、エントリーモデルのアメージュ便器が本体8万円~12万円、ミドルクラスのプレアスシリーズが12万円~18万円、タンクレスのサティスシリーズが20万円~35万円です。住宅向けラインアップが充実しているため、予算に合わせて選びやすい点が強みです。


パナソニックは機能性と価格のバランスが良く、Newアラウーノシリーズが本体12万円~18万円、アラウーノL150が20万円~30万円の価格帯になっています。電機メーカーならではの独自機能を搭載しながらも、比較的手の届きやすい価格設定が魅力です。


工事費を抑えるには、トイレ工事専門店や水回りに強いリフォーム業者に依頼するのがおすすめです。これらの業者は本体機器の大量仕入れや部品調達のコストが安い場合が多く、同じ製品でも格安で施工してくれる可能性があります。


見積もりは3~5社を目安に依頼し、金額やプランを比較しましょう。相場より安すぎる業者は手抜き工事のおそれがあるため注意が必要ですが、適正価格で高品質な施工をしてくれる業者を見つけることで、総額を10万円以上抑えられるケースもあります。


製品のグレードを落とすことも費用削減の有効な手段です。最新のトイレは進化しており、安い機種でも機能・デザインともに良質である可能性が高いため、必要最低限の機能を備えた製品を選ぶと良いでしょう。


トイレリフォームで失敗しないための注意点

トイレリフォームでは、事前準備を怠ると想定外の追加費用や使い勝手の悪さに悩まされることがあります。特に多い失敗例とその対策を知っておくことで、後悔のないリフォームが実現できます。


水圧不足によるタンクレストイレの失敗は代表的な事例です。デザイン重視でタンクレストイレを導入したものの、水の勢いが弱くトイレットペーパーが一度で流れきらず、何度も流すため水道代もストレスも増えてしまったケースが報告されています。リフォームを契約する前に、必ず業者に依頼して水圧測定を行ってください。水圧が基準に満たない場合は、低水圧対応ブースター付きのモデルを選ぶか、デザインがスッキリしているローシルエットトイレ(タンク式)を選ぶことで解決できます。


排水方式の確認不足も深刻なトラブルにつながります。マンションの排水方式(壁排水・床排水)を確認せずにネットで安く購入した便器を取り付けようとしたところ、「お客様のマンションは壁排水ですが、この商品は床排水用なので取り付けられません」と断られ、返品もできず大損害になった事例があります。


適合確認はプロに任せるのが一番です。
自分で商品を選ぶ場合でも、便器の横や後ろを覗き込み、太いパイプが床に刺さっているか(床排水)、壁に刺さっているか(壁排水)を必ず確認してください。壁排水の場合は、床からの高さ(120mmや155mmなど)も測定する必要があります。


予算オーバーも頻繁に起こる失敗です。見積もりが本体価格のみで工事費や撤去費、追加工事費などが含まれていなかったり、配管の老朽化や床の傷みなど工事中に追加修繕が必要になったりするケースがあります。中古マンション購入後のトイレリフォームで、配管の老朽化が工事中に発覚し追加費用で10万円以上アップしたという声もあります。


事前の現地調査で配管の状態をしっかり確認し、必要なら配管ごとリフォームすることも検討しましょう。見積もり段階で「追加工事が発生する可能性がある項目」と「その場合の概算費用」を業者に確認しておくと、予算オーバーのリスクを減らせます。


タンクレスとタンクありの選択も慎重に行う必要があります。タンクレスは内部構造がコンパクトなぶん電子制御部分が多く、故障した際に丸ごと交換が必要になるケースが比較的多めです。対してタンクありは構造がシンプルで、タンク・便器・便座が明確に分かれているため、パーツ交換で対応できる幅が広く修理コストを抑えやすい点が大きなメリットです。


参考)トイレはタンクレス派?あり派?迷った時の比較ガイド


断水時や停電時の対応も考慮に入れましょう。タンクレスは水を直接水圧で流す直圧式のため、断水時には基本的に洗浄が難しく、停電時も電源が必要な機種では動作しません。タンクありは構造がシンプルで、非常時でもタンクの残水を使って比較的安定した対応ができます。災害の多い地域や高齢者がいる家庭では、この点を重視する価値があります。


安全対策も忘れてはいけません。段差が残りつまずきや転倒の原因になったり、手すりや滑り止めがなく立ち上がりやすさが不十分だったり、ドアの開閉が重く非常時に閉じ込められるリスクがあったりするケースが報告されています。家族構成や将来を考えた安全対策(手すり取付、フラット床、緊急解錠装置など)を検討し、事前に業者に伝えておくことで最適な提案が受けられます。


維持費の想定も重要です。最新式のトイレや自動洗浄機能付きなど「便利そう」と選んだものの、実際には水道代や電気代、交換消耗品のコストが高く、維持費が予想外にかかると感じる方もいます。購入前にランニングコストを試算し、長期的な視点で機種を選ぶようにしましょう。