透明含浸防水材 コンクリート長寿命化 打ち放し意匠保護

透明含浸防水材 コンクリート長寿命化 打ち放し意匠保護

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透明含浸防水材 コンクリート防水活用

透明含浸防水材のポイント
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仕上げを変えずに防水性能を付与

打ち放しデザインやタイル・石材の意匠を残したまま、コンクリート躯体内部を改質して防水性と耐久性を高められるのが透明含浸防水材の大きな特長です。

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下地状態と含浸深さが性能を左右

含浸型は塗膜厚よりも、下地含水率や表面の緻密さ、クラック補修の有無などが効果を大きく左右するため、調査と試験塗りが非常に重要になります。

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躯体防水と表面被覆のハイブリッド提案

単独使用だけでなく、含浸材で躯体を改質したうえで透湿性塗膜などを組み合わせる設計も増えており、要求性能に応じたハイブリッド仕様の提案力が差になります。

透明含浸防水材 基本原理と浸透メカニズム


透明含浸防水材は、コンクリートやモルタル表面から毛細管空隙内に浸透し、撥水成分や反応性シリカなどが内部で結晶や樹脂ネットワークを形成して防水性を高める材料です。
塗膜で覆う被覆工法と異なり、材料自体が躯体内部で改質層をつくるため、外観をほとんど変えずに防水性・緻密性・凍結融解抵抗性の向上が期待できます。
透明含浸防水材には、シラン・シロキサン系撥水材、コロイダルシリカや無機系結晶性防水材、アクリルなどを組み合わせたハイブリッド系などがあり、浸透性や透湿性、意匠への影響がそれぞれ異なります。isol+2​
特に結晶系浸透性防水材は、漏水路となる毛細管や微細クラック内で不溶性結晶を生成することで水の通り道を封じ、水圧を受ける地下室や水槽内側からの防水に使われるケースが多くなっています。


参考)コンクリート防水とは?工法・種類の違いから費用・施工手順・注…

施工後の見た目は「ほぼ無色透明」が一般的ですが、コンクリートの含水率や表面のアルカリ・汚染状態によっては若干の濡れ色やムラが出ることもあり、仕上げクオリティを重視する現場では事前の試験施工が欠かせません。isol+1​
意匠性を保ちつつ耐久性を上げたい案件では、透明含浸防水材単体か、透明度の高いトップコートとの組み合わせかを、設計段階で写真サンプルやモックアップを用いて合意形成することが重要です。shintoa-tosou+1​

透明含浸防水材 コンクリート下地調査と前処理の実務

透明含浸防水材の性能を引き出すには、含浸深さを阻害する要因を洗い出すための事前調査が重要で、劣化度調査やひび割れ・中性化・含水率の確認を行ったうえで仕様を決めるのが望ましいとされています。
とくに中性化が進み表層が緻密化した既存コンクリートでは、シラン系含浸材の浸透性が大きく落ちるため、軽いサンディングやウォータージェットなどで表層を整え、吸水状況を確認してから塗布量を調整する方法が取られます。
下地処理の基本は、高圧洗浄や中性洗剤洗浄でレイタンス・油脂・汚れを除去し、クラック補修や欠損部の断面修復、不陸調整を行ってから簡易清掃と乾燥確認をする流れです。erewhon+2​
透明含浸防水材は塗膜厚ではなく内部浸透が命なので、下地が完全乾燥でなくても施工可能な製品かどうか、仕様書で「含水率許容範囲」や「露出期間」などを必ず確認しなければなりません。erewhon+2​
透明含浸防水材のプライマーは不要な製品もありますが、旧塗膜部分が残る改修工事や金属・タイル・石材など異種下地が混在する場合には、密着性を補う専用プライマーや下地調整材を組み合わせる仕様が推奨されています。nagaie-paint+2​
また、塗布後の初期養生期間中は雨水や散水が続くと成分の溶脱やムラの原因となるため、屋外では気象条件を読みつつ、風雨対策のシート養生や散水規制の段取りを施工計画に組み込むことが品質確保のポイントになります。shintoa-tosou+1​

透明含浸防水材 シラン系・結晶系・ハイブリッド系の選定視点

透明含浸防水材のうちシラン・シロキサン系は、コンクリート表面から数ミリ〜十数ミリ程度まで浸透し、毛細管壁を撥水化することで雨水や塩害水の浸入を抑える一方、内部からの水蒸気は通すため、打ち放し外壁や橋梁床版に多用されています。
ただし、専門団体の資料では「シラン系含浸材だけでは中性化の進行抑制効果は限定的」と指摘されており、鉄筋腐食リスクが高い構造物では、別途かぶり厚の確保や表面被覆材との併用が推奨されています。
結晶系浸透性防水材は、水と反応してコンクリート内部で難溶性結晶を生成し、クラックや空隙を自己充填する自己治癒的な性質を持つため、貯水槽や地下室内面からの防水、後打ち部の止水など、水圧を受ける用途で評価されています。

一方で、表面の仕上げ感や濡れ色の変化、養生条件に敏感な製品も多く、塗りムラや白華が顕在化しやすい現場では、施工者の経験値が仕上がりに直結する点に注意が必要です。isol+1​
最近では、コロイダルシリカによるコンクリート改質機能と透湿性塗膜による防水・劣化抑制を組み合わせたハイブリッド型の透明含浸防水材も登場しており、塗膜が剥離しにくく再劣化リスクが小さいことから、長期維持管理を重視する建物で採用が増えています。isol+1​
こうした材料は、撥水・防水性能に加えて塩害・中性化・凍害・アルカリ骨材反応など多様な劣化要因を一括して緩和する「改質系防水」として設計されており、従来の単機能型防水材からの切替えを検討する価値があります。isol+1​

透明含浸防水材 打ち放し意匠保護とRC長寿命化の独自発想

透明含浸防水材は「雨漏り対策用の防水材」と見なされがちですが、実際には打ち放しコンクリートの色味や骨材表情を維持しながら、内部の中性化速度を緩和し鉄筋腐食リスクを長期的に抑える「保全ツール」として捉えると設計の幅が広がります。
具体的には、外壁打ち放し仕上げにシラン系含浸材を先行施工し、一定期間の暴露状況をモニタリングして再含浸やトップコートの要否を判断する「段階的防水計画」を組むことで、初期コストライフサイクルコストの最適化を図ることが可能です。
また、透明含浸防水材を「外装仕上げ」だけでなく、ベランダスラブ上面や庇の裏面、PCa接合部など、水が滞留しやすく点検しにくい細部にピンポイント使用することで、クラックからの浸水や鉄筋露出のリスクを局所的に低減する使い方も有効です。shintoa-tosou+1​
こうした細部へのピンポイント散布は、塗膜型防水のような厚膜連続層を形成しづらい狭所や複雑な形状部で効果を発揮するため、改修設計時に「打ち放し意匠面+細部含浸補強」というセットで仕様を組むと、見栄えと性能の両方がバランスしやすくなります。shintoa-tosou+2​
さらに、透明含浸防水材の施工記録(製品名・ロット・塗布量・含水率・温湿度・試験結果)を維持管理台帳に紐づけておくことで、次回改修時に含浸層の残存効果を推定しやすくなり、過剰な再防水や不要な全面剥離を避ける判断材料にもなります。isol+1​
このように「見えない防水層」を定量的に管理していく発想を取り入れると、透明含浸防水材は、単なる材料選定ではなく、建物の長寿命化戦略の中核要素として位置付けることができます。isol+2​

透明含浸防水材 防水工事フローと不具合防止チェックポイント

透明含浸防水材を用いた防水工事フローは、一般的に「調査・診断 → 下地処理 → 含浸材塗布(1〜2回) → 必要に応じてトップコート → 検査・記録」という流れで、各ステップの出来不出来が後のクレーム発生率を大きく左右します。
特に、含浸材塗布時の「塗布量・回数・ウェットオンウェットの可否・塗り重ね間隔」は仕様書ごとにかなり差があり、他社材料の感覚で施工すると、表面にべたつき・白化・シミが生じるケースも報告されています。
不具合を防ぐためには、施工前に小面積で試験塗りを行い、含浸状況・乾燥時間・色調変化・吸水試験(水掛け試験)の結果を確認したうえで、本面施工の手順や塗布量を微調整することが有効です。isol+1​
完成検査では、目視の他に散水や吸水試験を行い、濡れ色・吸い込みムラ・白華・剥離の有無を確認し、必要に応じて追い塗りや補修を行ってから竣工引き渡しとするのが、長期的なクレーム回避につながります。shintoa-tosou+2​
また、透明含浸防水材は防水層が「見えない」ため、施主や管理者に対しては仕様書・施工写真・試験結果を整理した説明資料を用意し、どの範囲にどの性能が付与されているかを明示しておくと、将来の改修時にも適切な判断がしやすくなります。isol+2​
このコミュニケーションまで含めて工事品質と考えると、透明含浸防水材は、施工者の技術だけでなく情報整理力・説明力も問われる防水工法だと言えるでしょう。shintoa-tosou+1​
透明含浸防水材の技術的背景や躯体防水の考え方の参考資料(浸透・含浸型防水材と躯体防水に関する説明)
コンクリート防水とは?工法・種類の違いから費用・施工手順・注…
シラン系含浸材の施工手順と下地条件の考え方の参考資料(ERコートシランの製品ページ)
https://www.erewhon.co.jp/shohin/ercoatsiran.htm
ハイブリッド型透明含浸防水材のコンセプトと施工事例の参考資料(アイゾールEX関連情報)
https://www.isol.co.jp/products/isol-ex/




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