山陰酸素工業株式会社本社の住所と地図やアクセスの詳細

山陰酸素工業株式会社本社の住所と地図やアクセスの詳細

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山陰酸素工業株式会社の本社

山陰酸素工業株式会社 本社
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住所・アクセス

〒683-0845 鳥取県米子市旗ヶ崎2201-1
三本松口駅から車で約6分

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事業内容

産業用・医療用ガス製造販売
建築・管工事・電気工事・住宅リフォーム

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注目ポイント

創業1946年の老舗企業
建設業許可(特・般)多数保有

山陰酸素工業株式会社本社の住所と地図やアクセス

 

鳥取県米子市に拠点を置く「山陰酸素工業株式会社」は、山陰地方の建設・設備業界において非常に重要なパートナー企業の一つです。現場で欠かせない溶接用ガスや医療用ガスの供給元としてだけでなく、設備工事そのものを請け負う建設業者としての顔も持っています。まずは、本社の基本的なロケーション情報について、建築従事者が資材の引き取りや打ち合わせで訪問する際の実用的な視点で解説します。
本社は米子市の産業集積地である旗ヶ崎に位置しており、周辺には多くの工場や物流拠点が点在しています。住所と連絡先は以下の通りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

項目 内容
郵便番号 〒683-0845(本社専用:〒683-8516)
住所 鳥取県米子市旗ヶ崎2201番地1
電話番号 0859-32-2300(代表)
FAX 0859-22-5476

アクセス方法についてですが、公共交通機関を利用する場合はJR境線の「三本松口駅」が最寄りとなります。しかし、駅からは徒歩で約24分(距離にして約1.7km)かかるため、現実的には車でのアクセスが主となるでしょう。車で向かう場合、国道9号線や県道などの主要幹線道路からのアクセスが良好で、大型車両での出入りもしやすい立地となっています。
地図を確認すると、すぐ近くには「食品団地入口」や「旗ヶ崎三丁目」といったバス停もありますが、本数が限られているため、やはり社用車での訪問が推奨されます。また、同じ敷地内や隣接地には、関連会社である「山陰酸素エンジニアリング株式会社」や、自動車事業の拠点も存在しているため、訪問の際は目的の部署の建物を確認しておくとスムーズです。特に、現場監督や職人がガスボンベの充填や急な資材調達、設備図面の打ち合わせで訪れる際は、正門からの入場ルートや駐車スペースを事前に担当者に確認しておくと良いでしょう。
このエリアは米子港にも近く、産業の要所としての機能を持っています。建築現場においては、工期の遅れが許されない場面も多々ありますが、供給元である山陰酸素工業の本社が物流の便が良い場所にあることは、資材の安定供給という観点からも非常に心強い要素と言えます。
Googleマップで場所を確認する:
Yahoo!マップ - 山陰酸素工業株式会社 本社
公式の事業所一覧で詳細を確認する:
山陰酸素工業株式会社 - 事業所一覧

山陰酸素工業株式会社の事業内容と建築設備

建築従事者にとって、山陰酸素工業は単なる「ガス屋さん」ではありません。実際には、特定建設業許可を持つ「総合エンジニアリング企業」としての一面を持っており、大規模な建築プロジェクトにおいても重要な役割を担っています。ここでは、建設業界に関わる具体的な事業内容と保有設備について深掘りします。
まず、最も馴染み深いのが「産業用ガス」の供給です。鉄骨工事や解体工事に不可欠な酸素、アセチレン、プロパンに加え、TIG溶接やMIG/MAG溶接で使用されるアルゴン、炭酸ガス、混合ガスなどを製造・販売しています。これらは本社工場や各支店の充填所から、ボンベやLGC(超低温容器)、さらにはCE(コールドエバポレーター)によるローリー供給まで、現場の規模に応じた形態で届けられます。
しかし、注目すべきは同社が保有する建設業許可の種類と、それに基づく施工能力です。以下のリストを見ていただければ、その幅広さがわかります。


  • 管工事業(特定・一般): 病院の医療ガス配管、工場のユーティリティ配管、一般住宅のガス・水道配管など。

  • 電気工事業(特定・一般): 空調設備の電源工事や、太陽光発電システムの設置など。

  • 機械器具設置工事業: 大型産業機械やプラント設備の据付。

  • 内装仕上工事業: リフォームやショールーム改装など。

  • 消防施設工事業: ガス漏れ警報設備や消火設備の設置。

特に「医療ガス設備工事」においては、山陰地方の多くの病院で施工実績を持っています。新病院の建設や病棟の改修工事において、酸素や吸引などの配管工事は極めて高度な品質管理(気密試験や純度試験など)が求められますが、山陰酸素工業はこの分野でのエキスパートです。ゼネコンやサブコンの設備担当者にとって、医療ガス設備の設計・施工・保守まで一貫して任せられる地場のパートナーは貴重な存在です。
また、「住宅設備・リフォーム事業」も展開しており、システムキッチンやユニットバス床暖房などの販売・施工も行っています。これらは「ハウジング事業部」が管轄しており、建築工務店やリフォーム業者が施主に対してガス機器(エネファームやエコジョーズ、乾太くん等)を提案する際の強力なバックアップとなります。
さらに、近年重要視されているSDGs(持続可能な開発目標)や省エネの観点から、「エネルギーソリューション事業」にも力を入れています。工場やビルの省エネ診断を行い、高効率空調への更新やLED照明の導入、太陽光発電による創エネ提案を行うことで、施主のランニングコスト削減と脱炭素化を支援しています。建築設計の段階からこれらの提案を盛り込むことで、建物の付加価値を高めることができるでしょう。
このように、山陰酸素工業は「モノ(ガス・機器)」を売るだけでなく、「技術(工事・メンテナンス)」と「ソリューション(省エネ提案)」を提供する、建設現場のマルチプレイヤーと言えます。
建設業許可の詳細を確認する:
山陰酸素工業株式会社 - 会社概要・許可番号

山陰酸素工業株式会社本社の採用と評判

建設業界で働く人々にとって、地場の有力企業の採用情報や評判は、転職先としてだけでなく、協力会社としての信頼性を測る上でも気になるトピックです。山陰酸素工業は、鳥取・島根の両県において非常に安定した経営基盤を持つ企業として知られており、その採用活動や社内の雰囲気にはいくつかの特徴があります。
まず、採用情報についてです。本社および各支店では、定期的に「技術職」や「営業職」の募集が行われています。建築従事者にとって特に狙い目なのが、管工事施工管理技士電気工事施工管理技士の資格を活かせるポジションです。


  • 募集職種: 設備工事の施工管理、ガス設備の保安点検、産業機材のルート営業など。

  • 求められるスキル: 1級・2級管工事施工管理技士、電気工事士、高圧ガス製造保安責任者など。

  • 待遇面: 地場企業としては高水準の給与体系と、充実した福利厚生が特徴です。特に、資格取得支援制度が手厚く、入社後にスキルアップを目指す社員をバックアップする体制が整っています。

評判に関しては、口コミサイトや業界内の噂を総合すると、「真面目で堅実な社風」という声が多く聞かれます。「山陰酸素グループ」として、自動車販売や食品事業なども手広く展開しているため、企業としての安定感は抜群です。社員からは「福利厚生がしっかりしている」「地元での知名度が高く、営業がしやすい」といったポジティブな意見が見られます。
一方で、建設・設備部門に関しては、「繁忙期はやはり忙しい」「現場によっては休日出勤が発生する」という、建設業界特有の厳しさについての口コミも一部存在します。しかし、これは同社に限ったことではなく、業界全体の課題とも言えます。それでも、完全週休二日制(土日祝、ただし部署や当番制により変動あり)を基本としており、ワークライフバランスの改善に向けた取り組みも進められているようです。
また、協力業者(下請け)としての視点で見ると、支払いが確実であり、安全管理基準もしっかりしているため、安心して仕事ができる元請け企業として評価されています。現場での安全パトロールやKY(危険予知)活動も徹底されており、安全意識の高い現場運営が行われています。
転職を考えている施工管理技士や職人にとっては、転勤が基本的に山陰エリア(鳥取・島根)に限られるため、「地元で腰を据えて働きたい」というニーズに合致します。Uターン・Iターン転職の受け皿としても機能しており、地域に根ざしたキャリア形成が可能です。
実際の社員の声や募集要項を見る:
山陰酸素工業株式会社 - 採用情報
口コミサイトでの評価を確認する:
カイシャの評判 - 山陰酸素工業株式会社

山陰酸素工業株式会社の歴史と意外なルーツ

企業の沿革を知ることは、その会社の「DNA」や「強み」を理解することに繋がります。山陰酸素工業には、一般的なガス会社とは少し異なる、非常にユニークで興味深い創業の歴史があります。これは建築現場の雑談ネタとしても使える、意外なエピソードです。
同社が設立されたのは、終戦直後の1946年(昭和21年)9月のこと。創業者の並河氏は、戦後の復興には「酸素」が不可欠であると予見していました。当時、焼け野原からの再建が進む中で、鉄を切断し、加工するための酸素ガスは、まさに産業の血液とも言える存在でした。
ここで登場するのが、旧海軍潜水学校です。実は、創業時に導入された最初の酸素製造装置は、広島県大竹市にあった旧海軍潜水学校から払い下げを受けたものだったのです。潜水艦の乗員訓練や活動のために使われていた高度な酸素生成技術と設備が、戦後の山陰地方の産業復興へと転用されたというわけです。


  • 1946年: 島根県松江市にて創立。旧海軍の設備で酸素製造を開始。

  • 1954年: 本社および工場を現在の鳥取県米子市に移転。

  • その後: 産業用ガスだけでなく、家庭用LPガス、医療用ガスへと事業を多角化。

この「海軍由来の設備で始まった」というルーツは、同社が技術力や品質管理に厳しい基準を持っていることの裏付けとも言えるかもしれません。創業以来、地域産業の発展と共に歩み、現在ではガス供給にとどまらず、最先端のエネルギーソリューションを提供する企業へと進化しました。
また、地域貢献活動にも積極的です。「さんそ財団(公益財団法人さんそ山陰技術振興財団)」を設立し、山陰地方の科学技術の研究に対する助成を行っています。これは、自社が技術によって成長してきたことへの恩返しとも言える活動です。建築現場で同社のロゴが入ったボンベや車両を見かけた際は、その背後にある「戦後復興と海軍技術」という重厚な歴史を思い出してみてください。
沿革の詳細を読む:
山陰酸素工業株式会社 - 沿革

山陰酸素工業株式会社のショールーム活用法

最後に、建築従事者が見落としがちな、しかし非常に有用なリソースである「ショールーム」について解説します。山陰酸素工業は、ガス機器や住宅設備を実際に体験できるショールームを運営しており、これは工務店やリフォーム業者が施主への提案を行う上で強力な武器となります。
特に注目すべきは、「鳥取ショールーム」や米子本社周辺の「ハウジング事業部」が展開する展示スペースです。ここでは、最新のガスコンロやハイブリッド給湯器、床暖房システム、そしてタカラスタンダードなどの水回り設備(キッチン、バス、トイレ)が展示されています。
建築従事者がここを活用するメリットは以下の3点です。


  1. 「ガスならでは」の強みを体感してもらえる:
    オール電化住宅が増える中で、ガス衣類乾燥機「乾太くん」やガス温水式床暖房の快適さは、カタログだけでは伝わりにくいものです。ショールームに施主を案内し、実際に動かして暖かさや乾燥の速さを体験してもらうことで、ガス設備の導入決定率(ひいては工事単価のアップ)に大きく貢献します。

  2. プロ向けの相談会やフェアの開催:
    定期的に「お家のもやもや解決フェア」のようなイベントが開催されています。これらのイベントは、エンドユーザー向けではありますが、プロである施工業者が顧客を連れて行く口実として最適です。メーカーの担当者や山陰酸素の専門スタッフが商品説明を代行してくれるため、営業工数を削減できます。

  3. コラボレーションによる提案力の強化:
    山陰酸素工業のショールームは、単なる機器展示だけでなく、リフォーム後の空間イメージ(LDKの改装例など)を提示している場合があります。また、キッチンスタジオのような設備を備えていることもあり、料理教室などのイベントを通じて「ガス火の良さ」をアピールしています。施主が「ガスにするか電気にするか」迷っている場合、ここでの体験が決定打になることが多いです。

利用に際しては、事前の予約が推奨されます。特に、具体的な図面を見ながらの打ち合わせや、専門スタッフによる詳しい説明を希望する場合は、本社や各支店の担当営業マンを通じて予約を入れるのがスムーズです。米子本社の近くであれば、LIXILショールームなどと連携したイベントも行われているため、建材と設備をセットで提案する機会も作れます。
ショールームは「一般客が行く場所」と思われがちですが、実は「プロが営業ツールとして使う場所」でもあります。山陰酸素工業の充実した展示施設を自社のショールーム代わりに活用することで、顧客満足度を高め、成約率を向上させることができるでしょう。
ショールームの展示内容やイベント情報を確認する:
山陰酸素工業株式会社 - 鳥取ショールーム
リフォーム施工事例を参考にする:
山陰酸素工業株式会社 - 施工実績

 

 


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