

マキタのベルトサンダーは、広い面を一気に削る角型タイプと、9mm幅で細部に届く細型タイプに大きく分かれます。 建築従事者の現場では、床・カウンターなどの平面仕上げに100mmクラス、造作や鉄部のバリ取りに9mmクラスを組み合わせるのが定番です。
代表的な電動モデルとして、100mmベルトの9404(あるいは同クラスの9403)、76mm幅の9911、9mm幅アームの9032などが挙げられます。 さらに近年は、40Vmaxの充電式ベルトサンダBS001Gシリーズや18Vクラスの充電式細幅ベルトサンダBS180Dが登場し、電源確保が難しい現場でも実用的になっています。monotaro+2
下表は、建築現場で使い分ける際に押さえておきたい代表機種のイメージです。makita+2
| 機種例 | ベルト幅 | 電源 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 9404クラス | 100mm | AC100V | 床・カウンター・框など広面の荒削りと素地調整 |
| 9911 | 76mm | AC100V | 造作材・階段部材など中規模面の仕上げ |
| 9032 | 9mm | AC100V | 鉄骨のバリ取り、枠回り、手すりなどの細部研削 |
| BS001G | 100mm | 40Vmax充電 | 屋外や高所での広面研削、電源確保が難しい現場 |
| BS180D | 9mm | 18V充電 | 配管・ダクト周りや天井裏などコードが邪魔な細部作業 |
マキタ9032は、9×533mmの細いベルトと角度調整可能なアームを持ち、細く深い場所の研削に特化した電動ベルトサンダーです。 電源は単相100V、消費電力は約500Wクラスで、ベルト速度は5~28m/s(300~1700m/min)の無段変速に対応するため、木材から金属まで幅広く使えます。
建築現場では、以下のような場面で9032が威力を発揮します。daiku-manual+1
コツとしては、アーム角度を「削りたい面に対し、ベルトができるだけ面で当たる角度」に設定し、ベルトの一部だけに荷重が集中しないようにすることが重要です。 また、ベルト速度は金属なら中速〜高速、木材なら目詰まりや焦げを防ぐために中速程度から試すと、削り過ぎと作業効率のバランスを取りやすくなります。bildy+1
100mmクラスの9404は、木工はもちろん石材・プラスチック・鉄工など材料を選ばず使える、パワフルなAC電動ベルトサンダーです。 ベルト速度はおおよそ3.5~7.3m/s(210~440m/min)の範囲で調整でき、集じん機接続にも対応するため、床の下地調整やカウンター天板の素地研削に適しています。
一方、76mm幅の9911は、軽量・低騒音ボディで取り回しに優れており、造作材や階段部材など中規模面の研削に向きます。 平面を崩さずに削るには、以下のようなポイントが有効です。daiku-manual+1
特に木造住宅のリフォーム現場では、既存フローリングの再仕上げや框の段差調整に9404、造作カウンターの小口仕上げに9911というような組み合わせがよく使われています。daiku-manual+1
40Vmax充電式ベルトサンダBS001Gは、AC機以上のハイパワーと重量バランスをうたうマキタの電動ベルトサンダーで、屋外や仮設足場上での使用を前提としたモデルです。 ハイパワーブラシレスモーターと大容量バッテリーにより、100V電源が取りづらい新築現場や外部足場でも同等以上の研削能率を実現できます。
細幅タイプの充電式BS180Dは、9mm幅のサンディングベルトを使い、全長約500mmで軽量2kg程度とされる細型ベルトサンダーです。 配管・ダクトの支持金物周り、天井裏の鋼製下地、間仕切り内の補強金物など、コードが引っ掛かりやすい場所での作業に適しています。
参考)BS180D
建築現場でのバッテリー運用では、次の点が実務上重要です。
また、充電式ベルトサンダーはトルク制御が滑らかなため、木口面や合板の端部など、AC機では「一気に持っていかれがち」な箇所でも、コントロールしやすいという声も現場から聞かれます。
参考)【完全理解】電動サンダーの使い方と種類を解説!どこで買う?処…
ベルトサンダー 電動 マキタは、一般的な用途である木部研削や塗装前の素地調整以外にも、建築現場ならではの少し意外な場面で活用されています。
枠と扉のクリアランスがわずかに足りない場合、9032で丁番側の木部を局所的に削り、塗装を痛めずに建付けを合わせるケースがあります。daiku-manual+1
9404クラスに粗いベルトを装着し、既存モルタル面を軽く荒らすことで、追い掛けモルタルの付着性を高めるといった使い方も一部で行われています。
9032に金属用ベルトを装着し、目立つビードを削った後、番手を順に上げながら既存研磨方向に合わせてラインを整えることで、溶接補修を目立ちにくくできます。monotaro+1
一方で、強力な研削力を持つ電動ベルトサンダーは、使い方を誤ると平面を崩したり下地を露出させてしまうリスクがあります。 注意すべきポイントは次の通りです。handscraft+2
さらに、ベルトサンダーのベルトはサンドペーパーと比べ高価なため、コスト管理の観点から「番手ごとに用途を決めて使い切る」「現場ごとにベルト使用量を記録する」といった運用をしている会社もあります。 ベルト交換が片手でできる機種を選ぶと、足場上でも安全かつ経済的に運用しやすくなります。monotaro+1
建築現場での電動サンダー全般の使い方と、ベルトサンダー選定の前提となるサンダーの種類ごとの特徴について詳しく解説されています。
電動サンダーの使い方と種類・メーカー別の特色解説(ハンズクラフト)

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