厚付けパテ 車 凹み補修 手順 失敗防止ポイント

厚付けパテ 車 凹み補修 手順 失敗防止ポイント

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厚付けパテ 車 凹み補修 手順

厚付けパテで車補修を成功させるポイント
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厚付けパテの役割と限界

車ボディの深い凹みを一気に埋められる便利な材料ですが、厚塗り限界や収縮リスクを理解して使うことが重要です。

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下地処理と盛り方の基本

サビ除去や脱脂、ペーパー番手の選び方、ヘラの動かし方次第で後工程の面出しと塗装品質が大きく変わります。

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厚付けパテと他パテの使い分け

中間パテや仕上げパテとの多層構成にすることで、ひび・ハガレを防ぎながら高い平滑性と耐久性を両立できます。

厚付けパテ 車 用途と他パテとの使い分け


厚付けパテ 車の最大の特徴は、深い凹みを一度に埋められる高い充填力と、成形作業に適した研削性のバランスにあります。 一般的な自動車用厚付けパテは2液型ポリエステル樹脂が主流で、金属ボディや防錆鋼板、アルミパネルなど幅広い素材に対応する設計がなされています。
ただし、厚付けパテだけで仕上げまで完結させようとすると、ピンホールや微小なうねりが残りやすく、塗装後に映り込みの粗さとして目立つことが少なくありません。 そのためプロ現場では、厚付けパテで形状をおおまかに整えたあと、中間パテや薄付けパテ、ポリパテで面出しと肌調整を行う多層構成が標準的になっています。lasthope+1​
中間パテは5mm前後までの盛り厚で面精度を上げる用途に、中仕上げ的な役割で使用されます。 一方、仕上げパテ(ポリパテ)は3mm以下の薄膜でピンホールの埋めや微妙な段差の解消に特化しており、サフェーサー前の最終調整として機能します。 厚付けパテ 車補修では、これらのパテを「どこまで厚付けで追い込み、どこから仕上げ層にバトンタッチするか」を事前に設計しておくことが品質と作業時間の両面で効率的です。ikeuchi-jidousha+1​
また、プラスチックバンパーやFRPエアロパーツの修理では、ガラス繊維入りの専用厚付けパテやバンパーパテを併用するケースも増えています。 金属ボディと同じ感覚で汎用の厚付けパテを多用すると、熱膨張差によるクラックやハガレの原因になるため、素材に応じた製品選定が重要になります。monotaro+2​

厚付けパテ 車 製品タイプと色選びのポイント

厚付けパテ 車用の市販品には、ナチュラル、ホワイト、ダークなど複数の色バリエーションが用意されており、仕上げるボディカラーに合わせて選定することで塗装時の発色管理がしやすくなります。 例えば白やホワイトパール車にはホワイト系厚付けパテ、黒や濃色車にはダーク系厚付けパテが推奨されており、透けやすい淡色の上でも下地色が悪影響を与えにくい設計です。
最近はDIYユーザー向けに、厚付けパテとうすづけパテをセットにしたトライアルキットも販売されており、一台分の小さなヘコミならセット一つで下地から仕上げまで完結できる構成になっています。 こうしたキットは主剤色と硬化後の色味も考慮されているため、塗色問わず使いやすい淡色グレーや淡黄色などが採用されている点が特徴です。soft99shop+1​
製品ごとに「一度に盛れる最大厚み」が異なる点も見逃せません。自動車用厚付けパテでは、10mm程度までを上限としている製品が多く、それ以上の厚みを一度に盛ると硬化ムラや割れ、ハガレのリスクが急激に高まります。 直径15cm以内・深さ20mmまでの凹み対応といった具体的な適用範囲を明記した製品もあり、カタログやパッケージに記載された仕様確認は現場判断の重要な参考情報になります。99kobo+2​
また、加熱硬化対応タイプや超軽量タイプなど、作業性を高めるバリエーションも登場しています。 加熱硬化タイプは60℃前後で短時間に硬化させられるため、高回転の鈑金工場では乾燥待ち時間の短縮に寄与し、軽量タイプはパネルへの負担を抑えつつ研磨を軽く済ませられるというメリットがあります。99kobo+1​

厚付けパテ 車 下地処理と盛り付け手順の実践ポイント

厚付けパテ 車の仕上がりを左右する最大の要素は、盛り付け以前の下地処理です。補修箇所の塗膜やサビは150番前後のサンドペーパーでしっかり削り、健全な金属素地を露出させると同時に、パテの食いつきを高める荒目の傷を均一に入れることが基本になります。 その後、シリコンオフなどの脱脂剤で油分・コンパウンド残渣を確実に除去しておかないと、密着不良によるフチ剥がれが起こりやすくなります。
主剤と硬化剤の混合比は、多くの自動車用厚付けパテで主剤100:硬化剤2前後に設定されており、温度条件20℃で約10分の可使時間、約1時間の指触硬化を目安としています。 混ぜ方は「かき混ぜる」というより、ヘラで押しつぶすように練り合わせると、余計な気泡が入りにくくピンホールの発生を抑制できます。soft99+2​
盛り付けでは、まず深い部分にパテを押し込むようにヘラを動かし、凹みの底まで確実にパテが届くようにすることが重要です。 一度に10mm以上の厚みを盛ることは避け、必要に応じて数回に分けて盛り付けと硬化を繰り返しながら、内部に残る応力を分散させていきます。 周囲の既存塗膜との段差は、少しオーバー気味にパテを広げておき、後の研磨でラインを消す設計にしておくと面出しがスムーズです。lasthope+3​
研磨工程では、硬化後に320番程度で荒削りして形状を出し、その後400~600番で面を均してから中間パテや仕上げパテにバトンタッチする流れが一般的です。 研磨時にパネルが局所的に熱を持つとパテが軟化して削りムラの原因になるため、当て板を使用しつつ力を分散させ、同じ箇所に長時間サンダーを当てない配慮が求められます。ikeuchi-jidousha+3​

厚付けパテ 車 で起こりやすい失敗とリカバリー

厚付けパテ 車補修で典型的な失敗例として、硬化不足によるシワ・ヤセ、ピンホールの多発、エッジ部のハガレなどが挙げられます。 硬化不足は混合比の誤りや低温環境での作業が主因であり、とくに冬期は硬化時間がカタログ値より大幅に伸びるため、加温設備の有無で作業計画を変える必要があります。
ピンホールは、混合時の気泡混入や、粗いペーパー目をパテが完全に埋めきれなかった場合に発生しやすくなります。 リカバリーとしては、厚付けパテ層の上から薄付けパテやポリパテを薄く全面にかぶせて研磨することで、細かな穴を面ごと均す手法が一般的です。 研磨粉をブロワで飛ばしたあと、濡れたウエスで軽く拭き上げてから光を斜めに当てると、肉眼では見落としやすいピンホールが浮かび上がるため、検査の一工夫として有効です。lasthope+1​
エッジ部やプレスライン付近のハガレは、下地処理不足に加え、「ラインギリギリで止める盛り方」が原因になることが少なくありません。 あえてラインを少し超えて薄く広げ、研磨で元のラインに戻すイメージで盛ると、パテ層に十分なアンカーが確保され剥離リスクを低減できます。 また、FRPパーツなど柔軟性の高い素材に汎用の厚付けパテを厚く盛ると、走行時の振動や温度変化でクラックが入りやすくなるため、素材別の専用パテを使う、あるいはガラスマット補強を併用するなど、構造側からの対策も検討すべきです。soft99+3​
意外なポイントとして、厚付けパテの収縮は「初期硬化の数時間」だけでなく、「数日~数週間」にわたって微妙に続くことが知られています。 そのため、ショーカーやクレームリスクの高い仕事では、厚盛りした箇所だけサフェーサー塗布後に一晩以上寝かせてから最終研磨・塗装を行い、長期的なヤセによる輪郭の浮き出しを予防している工場もあります。ikeuchi-jidousha+1​

厚付けパテ 車 現場で差がつく独自テクニックと安全管理

厚付けパテ 車作業で仕上がりに差が出る職人技として、「パテの硬化進行に合わせて研磨工程を二段階に分ける」という方法があります。厚盛りした直後の完全硬化前、指で押してわずかに爪跡が付くくらいのタイミングで荒削りだけ先に済ませておくと、後の完全硬化後に行う仕上げ研磨の負荷が減り、研ぎ過ぎによる面の崩れを防ぎやすくなります。 ただし、これは製品ごとの硬化特性を把握したうえでタイミングを見極める必要があり、慣れないうちはメーカー推奨の硬化時間を優先するのが安全です。
さらに、加熱硬化タイプの厚付けパテでは、60℃前後で数分加熱することで即硬化させられる製品もあり、短時間補修やフロー効率の改善に役立ちます。 ただしパネル全体が均一に温まるよう配慮しないと、局所的な温度差が残留応力やヒズミの原因になりうるため、ヒートガンよりも小型ブースや赤外線ヒーターなど面で温められる設備の方が安定した結果を得やすいとされています。monotaro+1​
安全面では、厚付けパテに含まれるポリエステル樹脂や硬化剤(過酸化物系)は、皮膚刺激や揮発成分による健康リスクを伴うため、手袋・防塵マスク保護メガネの着用が必須です。 研磨時に発生する微細な粉塵は、金属粉や旧塗膜成分も含むため、集塵機や局所排気装置を併用しないと作業環境に長期的な粉塵が蓄積しやすくなります。 また、硬化剤の保管は高温多湿を避け、直射日光の当たらない密閉容器内に入れておくことで劣化や自己反応のリスクを低減できます。lasthope+1​
厚付けパテ 車の工程管理をシステム化している工場では、パテのロット番号や使用日、混合比のメモを記録し、万が一のクレーム時に原因をトレースできるようにしている事例もあります。 DIYや小規模工場でも、パテの種類・混合比・温度条件を簡単に記録しておくことで、自分なりの「失敗しない配合と手順」が蓄積され、結果的に作業の再現性向上につながります。ikeuchi-jidousha+1​
厚付けパテの種類と用途の整理に役立つ解説記事(パテの種類ごとの厚み・用途・注意点の参考情報)
パテの種類を目的別に解説!車・建築など用途に合わせた選び方・…
自動車板金パテ全体の選び方と失敗例・注意点を詳しくまとめた現場向けコラム(失敗とリカバリーの項目の参考情報)
https://www.ikeuchi-jidousha.com/column/putty/
DIYユーザー向けに厚付けパテの具体的な使い方手順を画像付きで解説しているページ(下地処理と盛り付け手順の参考情報)
https://www.99kobo.jp/products/movie/1




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