設備仕様書 テンプレート 仕様書 記載項目 書き方

設備仕様書 テンプレート 仕様書 記載項目 書き方

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設備仕様書 テンプレート

設備仕様書テンプレートの使い方
🧩
まず「記載項目」を固定

テンプレートは見た目より、抜け漏れを防ぐ項目設計が命です。用途・範囲・条件・検査までを一筆書きでつなげます。

📎
「標準仕様書」と整合

公共建築工事標準仕様書など根拠に寄せると、メーカー見積・施工・検査がスムーズになります。

🛡️
曖昧語を削る

「同等品」「適宜」「十分」などの曖昧語は、条件・数値・判定方法に分解して書くとトラブルが減ります。

設備仕様書 テンプレート 記載項目の基本


設備仕様書テンプレートを作るとき、最初に決めるべきは「体裁」ではなく「記載項目の並び」です。設備は電気・機械・衛生など区分が違っても、発注〜施工〜検査の流れは共通なので、テンプレートは工程に沿わせるほど強くなります。特に“見積金額に影響する項目は漏れなく明記”という思想は、購入仕様書(設備購入仕様書)の考え方として繰り返し強調されています。これは、受注側が見積仕様書を作るための入力条件になるからです(=曖昧さはそのまま価格・工期・品質のブレに直結します)。
ここでは、設備仕様書テンプレートに最低限入れたい「基本ブロック」を、建築従事者向けに実務寄りで整理します。なお公共工事では、標準仕様書等が「設計図書に適用する旨を記載することで契約図書となる」位置づけで、品質・性能確保や設計図書作成の効率化にも寄与するとされています。つまりテンプレートは、社内の慣習ではなく、標準仕様書・標準図の思想に寄せるほど説明責任が取りやすいです。


参考)https://kenmane.kensetsu-plaza.com/bookpdf/289/ai_02.pdf

【設備仕様書テンプレート:基本の記載項目(骨格)】

  • 基本情報:工事名、対象範囲、適用基準(標準仕様書・内線規程・関係法令など)、用語定義
  • 設備概要:用途、計画条件、要求性能(能力、効率、耐久、寿命、冗長性)
  • 設置条件:設置場所(屋内外)、温湿度、振動、騒音、保守スペース、搬入条件
  • ユーティリティ条件:電源(電圧・周波数等)、給排水、ガス、通信、必要容量
  • 構成・範囲:対象機器、付帯工事、他工事との取り合い、支給品・官給品の有無
  • 図面・資料:機器リスト、系統図、平面図、制御フロー、配線配管図、盤仕様図など
  • 試験・検査:立会検査、試運転、性能確認方法、判定基準、記録様式
  • 成果物:取扱説明、保守点検、予備品、トラブルシューティング、部品表

上の箇条書きは“目次”に見えますが、実務ではこの順番自体が効きます。例えば「設置条件」が確定しないまま「機器型式」だけ決めると、後で騒音・搬入・保守空間で詰みます。設備要求仕様書のサンプルでも、設置環境、供給電源、電圧変動の許容など、先に条件が並び、その後に運転方式や寿命等が続く構成になっています。テンプレートはこの順番を崩さないのがコツです。


参考)https://fujisafety.jp/files/case/JS2-No11-2.pdf

【権威性のある参考リンク:標準仕様書の最新版・改定情報(適用基準の根拠に使える)】
国土交通省の「公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版」公表ページ(最新版・修補の案内がある)
官庁営繕:公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版…

設備仕様書 テンプレート 書き方のコツ

テンプレートは配布した瞬間が完成ではなく、現場で「書き方が揃う」ことがゴールです。書き方のコツは、文章力よりも“判断できる粒度で条件を切る”ことにあります。例えば「静音型とする」ではなく「騒音上限」「測定条件(距離、運転モード)」「検査方法」をセットにして初めて仕様になります。公共工事の標準仕様書が品質・性能の確保を狙っているのも、まさにこの“判定可能性”を設計図書に埋め込む思想です。
次に、テンプレートを現場で運用するときの“ありがちな崩れ方”と、その対策を並べます。設備購入仕様書の考え方では、技術担当と購買担当で作成役割が分かれるように、情報には性質の違いがあります(技術条件/商流条件)。ここを混ぜると、更新・承認・差分管理が地獄になります。テンプレートは「誰が書くか」を欄で固定すると、後から強いです。


参考)https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/machine_design/md01/c1358.html

【書き方の実務テク(テンプレ運用ルール)】

  • 曖昧語の追放:同等品=「同等の定義(性能・材質・認証・保証)」を書いてから使う
  • 単位・基準の固定:kW、Pa、L/min、V、A などは表記揺れを許さない(Excelなら入力規則)
  • “範囲”を文章で終わらせない:支給範囲/施工範囲/調整範囲/申請範囲をチェックボックス化
  • 取り合いは図だけにしない:取り合い表(相手工種、責任分界、提出図書、期限)を1枚入れる
  • 検査を後回しにしない:判定基準→測定方法→記録様式までテンプレに含めておく

また、設計図書の体系(設計図+仕様書)を前提にするのも重要です。設計図書は仕様書だけで完結せず、図面に表せない内容を仕様書に書き、仕様書で書き切れない配置・系統は図面で担保します。設計図書の解説でも「仕様書は設計図だけでは表現しきれない工事内容や目的、施工方法を具体的に記載する文書」とされており、テンプレートは図面との分担を意識すると破綻しにくいです。


参考)設計図書とは?優先順位や種類・保存期間について徹底解説

【権威性のある参考リンク:設計図書の考え方(仕様書と図面の役割分担の理解に使える)】
設計図書に含まれる仕様書の位置づけ・種類の整理(仕様書が図面を補う理由が書かれている)
設計図書とは?優先順位や種類・保存期間について徹底解説

設備仕様書 テンプレート 機械設備の例

機械設備(空調・換気・衛生・給湯など)の仕様書は、性能値と運用条件の結びつきが強い分、テンプレートの“条件欄”が効きます。例えば、設備要求仕様書のサンプルでは、設置場所(屋内外)や照度、床条件、振動の有無といった環境条件、さらに供給電源(公称電圧、周波数)や電圧変動の許容まで、先に条件を列挙しています。これらはメーカー選定・盤設計・試運転条件に直結し、後出しすると全体が崩れやすい典型項目です。
機械設備テンプレートでは、次のように「性能」「制御」「保守」を一枚の仕様の中で分離して書くと読みやすくなります。国土交通省の標準仕様書(機械設備工事編)は最新版の使用を促しており、公共案件・準公共案件では特に、適用する版の固定と正誤・修補の追従が実務の事故防止になります。テンプレートの先頭に「適用基準:令和○年版(修補含む)」のような欄を作り、案件ごとに確定させる運用が安全です。


参考)官庁営繕:公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版…

【機械設備:テンプレートに入れたい具体欄(例)】

  • 能力条件:必要換気量、必要外気量、設計風量、静圧、負荷条件(夏・冬)
  • 効率条件:省エネ指標、部分負荷、インバータ有無、運用モード
  • 騒音・振動:許容値、測定条件、対策範囲(防振架台・防振継手・消音)
  • 自動制御:制御点、インターロック、アラーム、信号リスト、BMS連携
  • 衛生:材質、耐食、衛生器具の清掃性、給湯温度・循環、レジオネラ対策の運用条件

さらに意外と効くのが「設計寿命」や「運転時間」をテンプレで必須化することです。要求仕様書の例でも設計寿命・運転時間の項目が挙がっており、これを曖昧にすると、保守契約・予備品・更新計画の精度が落ちます。設備仕様書は“工事のための書類”に見えますが、実際は運用開始後の費用にも影響するため、テンプレート側で逃げ道を塞ぐのがコツです。

設備仕様書 テンプレート 電気設備の例

電気設備の仕様書は、強電・弱電・防災・情報が混在しやすく、テンプレートがないと「どこに何を書くか」がバラけます。さらに電気は“正常時”だけでなく“停電時・火災時”の振る舞いが重要なので、テンプレート側で非常時条件を必須化すると品質が上がります。公共建築の標準仕様書・改修標準仕様書には電気設備工事編もあり、公共領域では標準仕様書体系に合わせるのが説明しやすいです。
テンプレートの具体構成としては、「系統」「盤」「ケーブル」「保護」「試験」をブロック化し、最後に提出図書・検査記録を束ねます。日刊工業系の解説資料でも、電気回路図(強電回路図、操作盤仕様図)や配線配管図、購入機器リスト、さらに立会検査前に操作説明書・保守点検説明書・トラブルシューティング・予備部品表などが挙げられており、電気設備でも“成果物”が争点になりやすいことが分かります。テンプレートに成果物のチェック欄を入れておくと、引き渡し前の混乱を抑えられます。


参考)https://pubdata.nikkan.co.jp/uploads/magazine_introduce/pdf_620f093b1a271-5.pdf

【電気設備:テンプレートに入れたい具体欄(例)】

  • 受電・配電:受電方式、盤構成、主幹容量、短絡容量条件、接地方式
  • 負荷表:負荷区分、容量、需要率、非常負荷の選定根拠
  • ケーブル・配線:配線方式、ケーブル種別、許容電流、敷設条件、耐火区画貫通
  • 保護・選択遮断:遮断器定格、協調、漏電保護の考え方
  • 試験:絶縁抵抗、接地抵抗、継電器試験、非常電源切替試験、記録様式

また「同等品」運用は電気こそ危険です。機器単体は同等でも、遮断特性や通信プロトコル、保守部品の供給年数が違えば、後から全体の整合が崩れます。標準仕様書が契約図書として機能するのは、こうした“後出しの論点”を潰すためでもあるので、テンプレートで「同等の条件(互換性・保守・認証)」を事前に書ける欄を用意すると強いです。


参考)電子書籍版<br>『公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和…

設備仕様書 テンプレート 独自視点の更新管理

検索上位のテンプレ記事は「無料テンプレ配布」や「書き方」中心になりがちですが、現場で本当に効く独自視点は“更新管理(差分管理)”です。設備仕様書は、計画・見積・施工・検査の各フェーズで追記・変更が入り、しかも関係者が多いので、テンプレートが更新設計を持っていないと途端に破綻します。国土交通省の標準仕様書も「最新版を使用」するよう注意しており、版管理の重要性を示しています。テンプレートは「誰が、いつ、何を、なぜ変えたか」を残す器にすると、運用負荷が一気に下がります。
そこで、設備仕様書テンプレートに“最初から”入れておきたい更新管理の仕掛けを紹介します。ポイントは、変更を「文章」ではなく「構造」で受け止めることです。これは意味のない文字数増やしではなく、トラブルの芽を潰すための情報設計で、設備の品質を守るための投資になります。


【テンプレートに埋め込む更新管理(おすすめ)】

  • 改訂履歴表:版数、改訂日、改訂者、改訂理由、影響範囲(コスト/工期/品質/安全)
  • 承認フロー欄:設計、施工、発注者、監理の承認日と署名(電子でも可)
  • 差分ルール:変更箇所のマーキング方法、図面番号・仕様番号の付番ルール
  • RFI/質疑との紐づけ:質問回答書の番号を仕様条文にリンク(後から追跡できる)
  • “未確定”の隔離:未決項目リスト(決定期限、決定者、影響)を本文と分離

この設計にしておくと、変更が起きたときに「本文を書き換える前に、まず履歴に1行入れる」運用ができます。結果として、仕様の変遷が追えるので、引き渡し後に不具合が起きても原因切り分けが早くなります。仕様書は“紙”ではなく“プロジェクトのメモリ”なので、テンプレートで更新管理を標準化すると、属人性が落ち、上司レビューも通りやすくなります。さらに、標準仕様書や標準図の改定追従も、履歴の中で根拠として扱えるようになります。


参考)官庁営繕:公共建築設備工事標準図(機械設備工事編)令和7年版…




公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和4年版