

コアビット サイズを正しく押さえる第一歩は、φ表記が「ビット外径」を示していることを理解することです。 例えば「φ100コア」と書かれていれば、コアビットの外径が100mmであり、そのままおおよその穴径を意味します。
一般的なダイヤモンドコアビットは、φ25〜φ600程度まで25mm刻みでラインナップされていることが多く、建築向けではφ27〜φ200あたりが日常的なレンジになります。 メーカーによってはφ27・φ32・φ35.4・φ40・φ42・φ45といった細かい刻みも用意されており、配管やアンカー用途に細かく合わせて選定できるのが特徴です。
サイズ表を見る際は、ビット径だけでなく「有効長さ」や「最大穴あけ深さ」も必ず確認します。 ハンドコアの場合、φ12〜φ18は150mm、φ16〜φ35は300mmまでといったように、同じφでも機種により削孔可能な深さが変わるため、スラブ厚や二重床・断熱層の厚みを含めた「必要深さ」で選ばないと貫通できないトラブルにつながります。makita+1
コアビット サイズの主流としては、65mm・120mm・160mm・180mmなどが代表的で、設備業者やコア抜き専門業者の多くがこのあたりをひと通り揃えています。 これに加えてφ100・φ150・φ200といった区画貫通や大径ダクト用のサイズも、集合住宅や商業施設では使用頻度が高いため、レンタルの有無も含めて現場配備を検討しておきたいところです。mizukou+1
コアビット サイズを決める際に最も重要なのが、実際に通す配管やスリーブの外径との関係です。 基本は「配管の外径より一回り大きいビット径」を選ぶことで、施工誤差や配管の曲がりを吸収しながらスムーズに通管できるクリアランスを確保します。
例えば、ハンドホール付属品カタログでは「適用管材の外径より大きいコアビット径を選定すること」「FEPφ50に対してφ65では誤差と変形で通過しない可能性が高い」ことが明示されており、単純に「+15mm」では足りない場面があることが示されています。 斜め挿入や途中曲げを想定する場合、同じ枠内に「120・130」のように2サイズが提示され、大きい方が斜め配管向けとして推奨されている例もあります。
ダイヤモンドコアドリルの解説では、用途別にビットサイズと適用配管の組み合わせが表形式で整理されており、65mm・120mm・160mm・180mmがさまざまな塩ビ管・鋼管・ダクトの貫通に使われていることがわかります。 電気工事では直径30〜150mm程度のサイズがよく使われ、PF管・CD管・VP管・スパイラルダクトなど、対象の外径を基準に「必要な余裕」を加算していくのが実務的な決め方です。technonagai+1
特に集合住宅の躯体貫通では、後工程で防火区画処理・モルタル充填・ケーブル増設などを考慮し、配管外径ギリギリではなく「あとで詰めやすい、増やしやすい」径を選ぶことが、手戻り防止と仕上がり品質の両面で重要になります。technonagai+1
コアビット サイズ一覧を見ると、建築用の湿式コアではφ27〜φ406まで幅広い設定があり、その中でも建築現場での標準的なレンジはφ27〜φ200程度です。 一覧表にはφ27・φ32・φ35.4・φ40・φ42・φ45・φ48・φ52・φ61・φ65・φ75・φ80・φ90・φ100・φ110・φ120・φ130・φ150・φ160・φ180・φ200などが並び、用途ごとに選び分けることができます。
ヒルティのハンドコアサイズ表では、φ12〜φ35までの小径がカバーされており、アンカー試験用コアや補修・検査用の採取など、構造体に負担をかけたくない用途に活用されます。 小径コアは削孔可能な長さが150mmや300mmに制限されるため、厚い梁や二重構造の貫通には向かず、事前に構造図と照らし合わせて「小径ハンドコアで足りるか」を検討する必要があります。
コンクリートブロックなど比較的柔らかい母材向けの工具カタログでは、「能力 コアビットmm 65」などと機種ごとに最大ビット径が設定されており、対応径を超えるサイズを無理に装着するとトルク不足や過負荷停止の原因になります。 メーカーの取扱説明書では、湿式ダイヤモンドコアビットの代表的な外径としてφ32・φ38・φ54・φ65・φ70・φ80などが例示されており、一般的な建築・設備用途で使いやすい径として位置付けられていることが読み取れます。yamamotokikai+1
一覧にない特殊サイズも特注すれば製作可能ですが、納期が1か月以上かかるケースも多いため、定番サイズを押さえたうえで「どうしても特殊寸法が必要なポイント」を設計段階で洗い出し、早めに手配するのが実務的な段取りと言えます。
参考)自社の取り扱いコアサイズ
コアビット サイズが大きくなるほど、同じ回転数でもビット外周の周速度が速くなり、適正値から外れるとビット寿命や削孔効率に大きな影響が出ます。 一般的にダイヤモンドコアビットの適正周速度は200〜250m/minとされ、この範囲に入るように回転数や機種を調整することが推奨されています。
例えば、同じ200m/minを目指す場合でも、φ65とφ150では必要回転数が大きく異なり、φ150の大径コアでは低回転・高トルク型の機械が必要になります。 コアビットの能力を示すカタログでは、「コアビットmm 65」「コアビットmm 118」のように機種ごとに上限径が明示されており、これを超える径での使用はビットロックやモーター焼損につながるため厳禁です。
また、湿式工法と乾式工法でも推奨条件が変わります。 湿式ダイヤモンドコアビットは水冷により刃先温度を抑えつつ安定した周速度を維持しやすい一方、乾式では粉じん対策と過熱対策の両方から、回転数と押し付け力のバランスがシビアになります。 誤った用途での使用例として、振動用コアドリルを仕様外の被削材に使うとビットが止まったりチップが欠けたりする様子が動画で検証されており、「サイズだけ合っていても工法と母材が合わなければ失敗する」という教訓が示されています。
集合住宅のスラブ貫通やPS廻りでコアビット サイズを選ぶ際には、単に配管外径だけでなく、防火区画や音漏れ対策、将来増設を見据えた余裕も含めて考える必要があります。 例えば、現時点ではVPφ50の給水管1本だけを通す計画でも、将来のメーター増設や更新工事を想定して、コアビットはワンサイズ大きいものを選び、防火区画はモルタルや防火材で詰める前提にすると、長期的な改修性が格段に向上します。
一方で、過度に大きなコアビット サイズを選ぶと、防火区画の処理量が増え、躯体の有効断面が不要に小さくなるリスクもあります。 専門業者の解説では、コア抜き後の孔壁が凹凸状になるウォータージェット工法の方が、鉄筋や充填材との付着が高まり構造全体の安定感が増すという指摘もあり、大径貫通では単に「丸く穴を開ける」だけでなく「後から何を充填するか」まで含めた工法選定が求められます。
建築従事者として意外と見落としがちなのが、「管理組合やオーナーに提出する説明資料に、コアビット サイズの根拠を図示しておく」という視点です。 配管外径・必要クリアランス・防火材厚さを寸法チェーンで示し、「なぜφ100ではなくφ120を選んだのか」を説明できるようにしておくことで、将来のトラブル時にも設計・施工側の判断が正当であったことを示しやすくなります。 こうした「サイズ選定の見える化」は、現場でのバラつきを減らし、コア抜き専門業者とのコミュニケーションを円滑にするうえでも有効です。technonagai+2
設備や電気工事におけるコア抜き作業の概要と、穴径・工法の選定ポイントの整理に役立つ解説です(コアビット サイズと電気工事での使われ方の参考)。
電気工事におけるコア抜き作業とは? - テクノナガイソラーレ
参考)【電気工事におけるコア抜き作業とは?】
ダイヤモンドコアドリルの特徴、最大穴あけ寸法とコアビット サイズの考え方、配管ごとの推奨ビット径を確認できます(サイズ一覧と選び方の参考)。
ダイヤモンドコアドリルの特徴と選び方・おすすめ機種を分かりやすく解説
参考)ダイヤモンドコアドリルの特徴と選び方・おすすめ機種を分かりや…

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